第30回:株式投資 ~ 相場サイクルを「イールド・カーブ」から考察する(定点観測)
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第30回:株式投資 ~ 相場サイクルを「イールド・カーブ」から考察する(定点観測)
この度はお読み頂きまして誠に有難うございます。Taskaruです。本ブログではコーポレート・ファイナンスに関わる話題を幅広く取り上げていきたいと考えています。
さて、ブログ第21回と第25回では、株式相場のサイクルや「イールド・カーブ」について紹介致しました。
株式相場のサイクルと「イールド・カーブ」の関係性についての詳細については、ブログ第25回を参照頂ければと考えておりますが、先般の記事作成後から色々と地政学リスクの高まり等の変化も生じているので、本日はそのアップデートとして、状況の定点観測をしたいと思います。
さて、ブログ第25回で紹介した通り、私は基本的に、毎朝、米国国債の2年金利(利回り)と10年金利の動向に加えて、その差についても確認するようにしています。
前回1月末の時点で「2年金利と10年金利の差、つまり、長期金利と短期金利の差分」は、60.43でしたが、3月11日時点では、24.92まで急速に低下していることが見られます。
【前回時点のグラフ:再掲】
【3月11日時点】
これが何を意味しているかと言うと、
市場参加者が、米国における利上げ(金融引き締め)により、将来的に景気が落ち込む可能性があることを懸念している様子である、ということです。
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