ADHDの人のタスク管理術。優先度を3つに分類しよう。

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コラム
ADHDの方が生活していくうえで問題になりやすいのが、物事に優先順位つけて解決するというタスク管理です。

もちろん ADHD 以外の方でもタスク管理が苦手という方はいらっしゃいます。

ここではなかなかタスク管理ができないという方向けに2つのタスク管理術を紹介します。

(具体的な管理方法というよりかタスク管理力を上げるワークです。)

1 ABC 分類法
タスクを書き出し以下の優先順位をつけて評価します。

優先度A:今日明日中に取り組まなくてはいけない課題
例:請求書の支払い、メールの返信、試験申し込みなど

優先度B:長期的に終わらせればよい課題
例:次の請求日の確認、営業メールの送信、試験勉強

優先度C:重要性が最も低い課題。魅力的だがAやBほどは重要ではない。
例:部屋の掃除、SNSの確認、新しい教材を探す

このようにタスクを書き出し優先順位を評価します。かならず紙やメモアプリなどに言葉として書き出します。

また仕事にとりかかる時は出来るだけ毎日書き出した方がいいです。

私がタスク管理をするときはその日のタスク、その週のタスク、その年のタスクをそれぞれ書き出しています。

週のタスクは月曜日に書き出します。週の後半で変更や修正することもあります。年タスクは目標として上に書き出して壁に貼ってあります。半年後くらいに内容を見直します。

2 ぐずぐず主義克服シート

いやな気分よさようならで紹介されているワークです。

検索するとシートがたくさん出てくるのでワークシートをもとに記入をしていくのがおすすめ。

作業を細分化する練習と実際に取り組んでみたときの満足度を評価します。

うつ状態など自尊心が下がっているときは学習性無力感の状態に陥っているため、問題解決を先送りしがちです。

先延ばしにしているタスクがたくさんある方は自分がなぜそのように先延ばしにしているのか検討してみる必要があります。

いかがでしょうか。

このようなワークはいちど形式的に挑戦してみることをおすすめします。

なれてきた段階でご自身でアレンジを加えていくことが可能です。

ADHDの方がワークに取り組むお手伝いもしますよ。お気軽にご連絡下さい。



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