失恋時の悩み苦しみの手放し方

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失恋って苦しいですよね。
特に、今までそんな素振りも分からなかったのに、急に別れようと一方的に言われてしまった。
さらには、LINEで済まされて、会って話すことももうできないとなると。

・なんで?
・理由は?
・自分の何がダメだったの?
・次の恋愛にどう活かしたらいい?
そんな風に思ってしまう人が多くだと思います。

そして、何もはっきりしないから、諦めることもできない。
諦めたくないけど、相手の気持ちはもうないし。
そんな時、どうすればよいのでしょうね。

『苦しみ=現実のできこと×それに抵抗する心』
素直に受け入れられたら、苦しむ必要はないけれど、
フラれた時って、自分が否定されたような気持ちになるから、
どうしても自分を守るために、心が抵抗してしまうのです。


●悩み苦しんでいる時は、一つの考え方に固執してしまいがちになる。
 どうしても、自分自身のことになると、
客観的に見ることができず、
・自分の都合のいいようにも解釈してしまいますし、
・傷つくことから逃れたいと思ってしまいますし、
本来は、こうしたい、こうありたいという気持ちを大切にすることが大事なのですが、

こうするべきだ、こうしないといけない、などの脅迫的観念に囚われてしまうのですね。
例えば、
・フラれたなら新しい恋をみつけなくてはならない。
・理由も言わないで人をフるなんて、人としてあるべきではない。
etc....

その奥にある気持ちは、どうなのでしょう。
・フラれたけど、まだあの人のことが好きだし、どうにかしたい。
・こんな辛い気持ちになりたくない、元に戻れないなら、早く忘れたい。
・自分に自信を失いたくない。
こんな気持ちでしょうか??

こうあるべきという完璧な考え方や先入観は、"憎しみ"を生みます。
相手のことを好きな気持ちと、自分を傷つける存在であることが、矛盾してしまうのです。
だから、後者に述べたその奥にある気持ちに焦点をあてることができたらと思うのです。

●経験しないと相手の立場になりにくい
・女性は、誘われる側であることが多いため、誘う側の立場に立つことがあまりできません。

だから、相手が予約してくれるのが当たり前、支払いをしてくれるのが当たり前と、自分よがりになる方もいます。

自分が誘う側になったら、どうなのでしょう。
・相手は喜んでくれるかな。
・もしいいお店が空いてなかったらどうしよう。
・スムーズに道案内できるかな。
そんな不安をもったりするのではないでしょうか。

相手の立場を理解すると、相手に親切になれることができます。

 例えば、私は教育実習をするまで、授業中に中におしゃべりをしたり、居眠りをしたりすることもありました。
でも、先生の立場で教壇に立つと、こんな一生懸命に私たちのことを考えて授業をしていることがわかるから、間違っても居眠りなんてできなくなりました。それが相手の立場になって気付くことができるということです。

・そして、男性側は、フラれることの方が多く、フることに慣れていない方が多いです。(遊び人でない限り)
だから、
・自然消滅にするなんて有り得ない。
・理由も言わないなんて不誠実すぎる。
・(逆に、はっきりとフラれたらフラれたで、)
プライドが傷ついた、もっと優しい言い方はできないのか。
と、怒りが湧いたりする方もします。

これは、相手の立場になれていない考え方です。

フる方も傷付きます。
相手が傷つくことを分かってて、それを伝えたり行動で示したりしないといけないからです。

もう一緒にいることができないなら、中途半端にせず、心を鬼にして、フることもまた、誠意なのではないでしょうか。

●別れる理由、本当のことを言える人なんているのでしょうか。
 多くは、お相手に全く否はないけど、直すことのできないことで、自分が受け入れることのできないことだから、フるのだと思います。

例) 女性→対男性
・生理的に無理だった。
・太っているのがダメだった。
・食べ方が汚なかった。
・相手はかっこいいと思ってるけど、髭をのばしてるのが不潔に感じた。
・マザコンだった。
・年収が嫌だった。
・相手のバンドマンになるという夢を応援できなかった。
etc...

例) 男性→対女性
・見た年齢より実年齢が高かった。
・30代後半以上になると、子供ができるか分からないと親に反対された。
・マッチングアプリで会ったが、見た目がタイプじゃなかった。
・体の関係をもったら冷めた。
・手料理が不味かった。
・同時進行していた彼女の方が好みだから。
etc...
その他にも、
・外国人だから。
・障害をもたれているから。
とか、
完全に個人の先入観や好みです。
だからこそ、ダイレクトに本人には伝えられませんよね。
上記のような真の理由を相手に伝えてしまうと、自分が最低の人間のように思えてしまいますもの。

ただ、共通して言えることは、
本気でお別れするときは、どちらかが冷めていたり、相手との結婚を考えられなかったりすることです。

●この失恋を今後に活かすことができる?
人それぞれ価値観が違います。
この人にNGだったから、次の人もNGになるわけでもなければ、
この人がOKだったから、次の人もOKになるとは限りません。
よくある例で、
元カノがこうだったから、今カノもこうしてないとおかしいという先入観をもつ男性がいます。
・元カノはネイルをしていたのに、あなたはなぜしないの?(おしゃれに気を遣ってないの?と言われてる感じ。)
・元カノはTバックを持ってたから、あなたも持ってるよね。(女性はみんなこうだという理想の押し付けに感じる)
・元カノは耳が性感帯だったから、あなたもそうだよね。(元カノと今カノの性感帯は違うかもしれません。)

元カノは世間の女子の代表でしょうか??

そもそもが元カノと比べることが失礼です。

ですので、前の人の反省をしても時間の無駄なので、次会う人は違う人として、先入観をもたないで対応した方がいいですね。
(マッサージや整体に行っても、強さや凝っている場所など、人によって違います。個別にツボを見つけられる人が本当の上級者ですよね。)

もちろん、ご自身の見た目が不潔とか、髪の毛洗ってないとか、自立してないとか、マナーとか、そういったことでしたら、直すことができますし、直した方がいいです。

●手放すということ

自分でコントロールできないことは、一旦泣いて落ち込んだら、どうにもできないことだと開き直って手放してしまうことも大切です。
憎しみとなってしまったら、なかなか手放すことができません。
 手放すことができないと、新しい幸せを手に入れることもできません。
 そして、世知辛い世の中、人間不信になることもあると思います。
 悪い人だって必ず一定数存在しますし。
(悪い人というのは、自分の都合、自分勝手な気持ちだけで、人の心や金銭や体を搾取する人のことを言います。それを意識的にやっていようが、意識してなかったとしても、息を吸うように悪いことができる人も中にはいます。)
 ただ、人生でそのような悪い人と深く接してしまうことは何回ぐらいあるでしょうか?
 自分を助けてくれるような人、自分のことを思いやってくれる人と比べて、多いですか?少ないですか?
 あまり多いようだと、出会の場所や所属する集団、住まいなど、何かを変えないといけないかもしれませんね。

 そうでなければ、
たった数人の悪い人のために心やさくれて、これから信じていい信頼に値する人を疑ってしまうと、うまくいくものもうまくいかなくなります。
もちろん見極める力や警戒心、自分を守る力は自分自身でもたなくてはなりません。
だけど、人を信じる心は常にもっておいた方が、人生うまくいきます。

●本来実現したいことは?
そして、自分が実現したいことは本当は何なのか
・絶対その彼氏彼女とお付き合いを続けたいのか、
・他の人でもいいから彼氏彼女がほしい、もしくは結婚したいのか、
本来自分がやりたかったこと、目標を思い出すといいですね。

大切なのは自分がどうしたいか。

相手に過剰な期待をもっても、相手は変わりません。(見返りを求めない愛を素直に注いだ時、変わる可能性はあります。あなたにそれができますか?)
変えられるのは自分だけです。
だから、相手に伝えたいことがあって、それを伝えたらすっきりするのであれば、それを伝えましょう。そのメッセージを受け取るかどうかは、相手次第で、自分のコントロールできることではありません。
柔軟な考え方をもって、お相手やご自身のことを許すことができたらいいですね。
●結婚の要素

 顔が悪くても、性格が悪くても、借金していても、結婚する人は結婚します。
 要は、合うか合わないか、
 チャンスとタイミングとご縁の三拍子が合うか、合わないか。
たったそれだけなのです。
たったそれだけが大きいから、だから、
婚活業界が大盛況しているのですよね。
東京だと、毎日どこかでパーティーが開かれて、毎日何百人と人が動きます。
簡単に運命の人と出会えたら、
婚活してる人口なんてたかだか知れてるし、
こんな風に何十万人もの人がマッチングアプリに常に登録されている状況にないのです。

 恋するということは、合わせ鏡で自分自身を見つめるということでもあります。
誰だって、人生に運命の人なんて、いても3人までです。
1回目や2回目で運命の人と出会える人もいれば、100回目に出会える人もいます。
その運命の人と出会うために、何度も失敗をしながら立ち上がっているのでしょうね。

● どうしたらいいか全く分からない、気持ちが溢れたり、気持ちが固まってしまったりした時は

 辛くて寂しくて、1人でなんて立たないよっていうとき、私は失恋休暇賛成派です。
一旦、落ち込めるだけ落ち込んで泣いたらいい、
考える時間もないと、やつれていく一方だから。
そうしてしっかりと休んで、また社会に出て、人と出会ううちに、また心が癒されてきたりすることもあります。

● 私たちカウンセラーのお仕事

 私たちカウンセラーのお仕事は、相談者様が、ご自身の感情や思考の成り立ちを理解できるように導くことです。
 相談者様にあった心理療法をさりげなく取り入れて、効果的に感情が癒されたり、思考が引き出されたりするよう常に頭の中で考えています。
 そのことで、問題解決の糸口が見つかればいいなと。
人の感情って、クセがあって、一度スッキリしても、また元の感情に戻ってしまうことがあり、(生存上、本能的に変化を恐れてしまうのです。)即効性のあるものではないこともありますが、ご自身に合うカウンセラーを見つけたら、1回でも効果が表れる場合もありますので、
まずは、整体に行って身体をほぐすのと同じ気軽さで、お話しに来ていただければと思います。

お医者様は、診断に基づいた服薬や治療を行いますが、
カウンセラーは、相談者様の心に寄り添い、本人がご自身の力で自信をもって歩いていくことができるよう、お支えする立場です。
 お医者様は、診断に基づき、仕事を辞めた方がいいと判断すれば、そう指示をするでしょう。
でも、相談者様の金銭的背景などは見ません。
 カウンセラーは、診断や服薬はできませんが、相談者様の診断と、人生に寄り添い、ベストな生き方を一緒に見つけていきます。
 日本ではまだまだカウンセリングをしているって恥ずかしいことなのかもしれませんが、
欧米では、風邪を引いたから病院に行くのと同じ、普通のことです
 心が折れそうになったら、不安で潰れそうになったり、客観視できなくて判断力を見失ったり、
 どんな些細なことでも、気の合うカウンセラーさんを見つけておくと、よいですね✩︎⡱
 私でよければ、どんな悩みごとでも、ご相談くださいね。

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