モテる男のお金の考え方とトーク力-返報性の法則-

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コラム
みなさんは、「返報性の法則」って聞いたことがありますか??
これは、相手がしてくれたことに対して、お返しをしたい、報いたい。という気持ちが生じることをいうのですが、
恋愛においても、「返報性の法則」があります。
①好意や敵意、具体的には、②自己開示や③譲歩があります。
みなさんもう、当たり前じゃんと思うことかもしれませんが、意外に理解できてない方が多いので、①〜③について説明をしていきます。

人によっては、損をしたくないから、ナメられたくないからという理由で、この法則について理解がなく、結果、恋愛相手として選ばれないということが起こるケースも多々あります。
逆に、見返りを多く求めてしまうことにより、憎しみや執着がが倍増してしまうという人もいます。これは、④で説明します。
どちらにしても、男性に多いパターンです。

①好意と敵意について

金子みすずの詩に、「こだまでしょうか」というものがあります。

「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
「ばか」っていうと
「ばか」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。


この詩を読んで、どう思いましたか?
誰でも、優しく声をかけてくれたら、優しい言葉を返します。
酷い言葉をかけたら、優しい言葉は返ってきません。
でも、ごめんねと言えば、ごめんね。と返ってきます。
このことを踏まえた上で、

②自己開示について

これは、恋人に限ったことではなく、お友達や会社の人たちと仲を深めるためにも、ぜひ習得していただきたいコミュニケーション術です。
a.、b.、c.のコミュニケーション、あなたならどれがいいと感じますか?
どの言い方も、実際に使っている人がよくいるパターンです。
あなたも1回は言ったことや、聞いたことがあるのではないでしょうか?

a. 男「どこに住んでるの?」
    女「えーと..あなたはどこに住んでるの?」
    男「今は俺が質問してるんだけど。」
  女「ああ、私は〇〇区だよ。」
 男「へー、行ったことないわあ。〇〇区のどの辺り?駅は?」
   女「え..それはまだちょっと。」
   男「別に教えられたからって駅まで行ってストーカーしないよ。笑」

b. 男「何の仕事してるの?」
    女「メーカー事務をしてるよ。あなたは?」
    男 「営業かな。」
    女「そうなんだ、何の営業してるの?」
    男「説明しても分かんないと思うよ。」
    女「そっかあ。」
    男「事務はどんな仕事?」
    女「出張の手配とか経費とか、色々だよ。」
    男「ふーん、メーカーって何メーカー?」
    女「え、言ったら分かるかもだから...」
    男「え、そうなの?当てていい?」

c. 男「僕は食品メーカーで営業の仕事をしてるよ。
   住んでるところが〇〇で、〇〇線で1本で行けるんだ。」
    女「そうなんだね。私も食品メーカーで事務をしてるよ! 営業さんって色んなお客様がいるから大変だよね。」
    男「そうなの? 業種が同じだね。
         いやいや、事務の方の方が色々気を遣って大変でしょ。住まいはどの辺 りなの?」
     女「私は〇〇線ユーザーなの。」
     男「へえ、僕は〇〇駅って所に住んでるよ。近いかな?」
     女「私は〇〇駅なんだけど、知ってる?」
     男「あ、知ってる。それだと、〇〇(東京駅)とかなら出やすい感じ??(次会う時)」


いかがでしょうか?
a.とb. は、男性が一方的に質問だけして、自分は曖昧にしか答えないパターン、自分の身は切らないパターンです。
何か隠し事や嘘があるのかなと感じてしまいます。
だいぶ不誠実なパターンで表現してみましたが、不誠実に感じるでしょうか?
不誠実で失礼である上に、あまり質問ばかりが多すぎると、何の面接ですか?と受け捉えられかねません。
「前付き合ってた人はいつまで?」
「なんで別れたの?」
「1番長く付き合ったのはどのくらい?」
「今まで何人ぐらいと付き合ったの?」
等。
自分が開示するなら、いいのです。
相手に聞くだけ聞いて自分は答えないとか、相手に合わせた返答をするとか、あまり印象はよくないです。

とは言え、恋人になったらどんな感じなのかなというのは、聞いてみたいところですよね。
こういった場合、
「どんな人がタイプ?」
とか、
「譲れない価値観はある?」
とか、
「どんな人とだったら結婚したい?」
とか、未来思考で聞いてみる、
もしくは、
「自分はコロナ中は誰とも出会わなかったけど、あなたはどう?」
のような自己開示を先にした聞き方をすると、印象がいいです。

過去のことを根掘り葉掘り聞いたところで、相手の分析になるかと言えば、嫉妬にしかならない可能性もありますからね。
過去の人は過去の人、今向き合ってるのはあなたなのですから。


c.は、男性が最初に自己開示をしています
そのことにより、女性も、話したければ、自己開示をしてくれます。
そして、「返報性の法則」でもあるように、開示してくれたことに対して、自分も話さないと申し訳ないなという気持ちになるのです。

ですから、質問攻めにするよりも、自己開示をした方が、相手も自然と心を許し、話しやすくなるのです。
相手に聞きたいプライベートなことは、まず男性が、自分のことを開示をしてリードしてあげることが、コミュニケーションにおいてスムーズです。

③譲歩

あなたが例えば恋人を探していたとします。
携帯でやりとりをして、初めてその女性とデートに行くことになりました。
待ち合わせ場所、お店、お会計はどうしますか?
待ち合わせ場所は中間地点で、お店はギリギリに探そうかな。お会計は折半?
実は、この考え方、相当損なのです。
といいますか、
"損をしたくないから、後出しじゃんけんみたいな姿勢"
では、うまくいくはずがないのです。

あなたは、先行投資ができる方ですか?
投資、浪費、消費の区別がついてますか?
また、このデートは、あなたにとって投資、浪費、消費のどれに当てはまりますか?

消費とは... 生活するために必要な出費。
     お金を使うことで、それに見合った価値が得られている状態
浪費とは... 必要以上の贅沢や、無駄な出費。
投資とは... 後々使ったお金以上のリターンが見込まれる費用。

例えば、初めてのデートの食事代が8000円でした。財布を出している彼女に、「3000円でいいから、もらっていい?」と彼女に言ったとします。
さて、この彼に、彼女とのこの先はあると思いますか?

女性は、初デートでお金を出せと言われた瞬間、「私といるのが楽しくなかったんだな。私に女性としての価値を感じなかったんだな。」と理解します。
つまり、これで2度と会うこともないだろうと。
よっぽどイケメンとか、女性のタイプじゃない限りは。
割り勘にされた上、「この後どうする?」や、2回目を誘われたとしたら、気分を害するどころか、ヤリモクとしか見なされません。
かなり損です。

たった3000円がなければ、明日生きてもいけないぐらいの金銭状態なのなら、仕方ありません。
でも、そんなことないですよね?
女性に払わせた3000円、コンビニでお弁当やお菓子買うのに使っちゃいますよね?
あなたが得たかったものは、女性からの好意だったのか、コンビニのお弁当6食分だったのか。
という話です。

待ち合わせ場所にしてもそうです。
男性の方が、体力があるし、夜に電車に乗っていて怖いこともなく、ただ座っていればいいでしょう。
でも、女性は男性より体力はないし、特に夜に電車に乗るときは、酔っぱらいから声をかけられたり、ナンパされたり、満員電車の中、警戒心でいっぱいな状態で帰宅しなければならないのです。
それを、たった30分電車に乗る時間を損したくないからと、自分都合の場所を提案する男性は、そもそも出逢い段階で誰とも会えないかもしれません。

そこで、譲歩すると舐められてしまうから。と考えてる人は大間違いです。
どちらが先に譲歩するか、これが男性の方が先に譲歩した方が、女性に喜んでもらえて、ゆくゆくは女性からのお返しや思いやりももらえるのです。
最初から女性に譲歩させる男性は、女性を苛々させるだけなので、恋愛が長続きしないでしょう。
「返報性の法則」では、あなたが譲歩すれば、彼女も譲歩しようとしてくれます。
あなたが自分勝手に損しないようにしようとすれば、彼女も自分が損をしないようにしようと考えます。
つまり、いい方向に恋愛を進めたかったら、自分から進んで譲歩する必要があるのです。
誰かと出会う以上、傷つく覚悟は承知の上でないと、彼女は作れませんよね。
損とか得とかの問題ではなく、相手を思いやれるかどうかの問題です。

もちろん、お金については、あくまで初回のデートの話をしているので、全てのデートで男性が支払う必要はありません
女性だって、いつも払ってもらったら、嬉しい反面、申し訳ないと思います。"お礼にカフェは私が出すよ。"とか、"彼が運転してくれるから、高速料金は私に出させて。"とか、"外食をご馳走になってるから、手料理を作るね。"とか、言い出してくれると思いますよ。
大切なのは、どちらが先に譲歩していい人間関係を作ろうとするかなのです。
先になるのが自分であっても、返ってくるものがその彼女の思いやりであるなら、損ではないですよね?
また、マナーとして、男性がご馳走してくれる場合でも、女性はお財布を出します。
それができる女性は、普通の女性です。

ここで注意しないといけない女性は、初めて会った瞬間から、分かりやすく男性の予約したお店では満足せず、高級料理店へ連れて行こうとしたり、
何かとデパートのブランド品売り場に率先して連れて行こうとしたりします。
そういう女性に対しては、何か買わされる前に静かに引くのが無難です。
今話題にしているのは、あくまでデート代の話であって、プレゼントをあげなくてはつながることのできない人間関係のお話ではありません。

また、先行投資と言えども、払える範囲でいいのです。
一般的には、消費60% 浪費10% 投資30% ぐらいの割合と言われています。

つまり、年収600万ぐらいの方でしたら、(例:月収40万円、賞与100万程度)の方でしたら、
ひと月で、消費24万、浪費4万、投資12万程度です。
投資+浪費中には、投資や株などに当ててる方もいるかもしれません。
しかし、月にデート代5〜6万程度使う(お付き合いの最初の段階や、記念日やプロポーズなどの時の出費は、普段より多いかもしれませんが、その他は、お互い身の丈に合ったデートをすればいいでしょう。結婚を考えるお付き合いになった時点で、二人の口座を作り、そこから支払うでも構いません。)ぐらいでしたら、十分に貯金もできるでしょう。
最初の段階で3000円をケチって彼女が欲しいという目的を失うよりかはマシです。
ここぞという時に支払うお金を持っていてください。

年収450万ぐらいの方だとしても、(例:月収30万、賞与100万程度)
ひと月で、消費18万、浪費3万(お小遣い)、投資9万ぐらいまでです。
この中から例えば5万貯金に入れようとすると、浪費、投資から削るしかなくなります。
そこから、ひと月に女性と使えるデート代は、自然と割り出されると思います。
毎月5万と、賞与の半分ぐらいを貯金すれば、年に100万は貯金できます。

お金を見える化していれば、無くなる恐怖をもつ必要もありません。

④それ以上を無理して支払ったり、

夜のお仕事やパパ活をしている女性にハマりすぎてしまうのは、身を滅ぼすのでおススメできません。
また、普通の男性はもちろん、特に劣等感の強い男性や、女性への依存性が高い男性は、お金を払えば払うほど、その女性に執着して引き返すことができなくなりやすいです。
執着で自分が苦しむだけならいいのですが、執着は怒りに変わり、復縁屋や別れさせ屋などを使って、さらにお金を払ってまでどうにかしようとする方もいらっしゃいます。
女性をお金で買えと言ってあるわけではありません。


同性どうしでも、気は遣いますよね。
自分も先輩には奢ってもらってきたし、自分が今度は後輩に奢る番だという気持ちや、
後輩には少しでもいい顔をしたいから奢ったり、
遠くから会いに来る友人に、交通費を使わせてるから、食事は多く払ったり、
先輩との約束では、自分が後輩だからレストランを探して予約したり、
それをしたら、あなたの友人や同僚は、調子に乗って、あなたのことをナメますか?
もしそうだとしたら、そんなお友達必要ですか?また、あなたが過剰に反応しているかもしれませんし、あなたが調子に乗るタイプだから、人もそうだと思い込んでいるのかもしれません。
たいていの人は、相手が自分にしてくれたことに関して、調子に乗るのではなく、好意をもち、感謝をすると思いますよ。

どちらにしても、せっかくデートをするのであれば、女性が喜ぶ気遣いを、してあげたいですよね。
ナメられたくないから、人に優しくできないのでしたら、それは相当損で、何も得られない考え方です。

今回は、具体的に金銭的なお話も入っているので、価値観の違う方や、反感をもつ方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまで一般的に、「返報性の法則」によるトークやお金の使い方、考え方について、お話しました。

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