検査⑦脂質

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ご覧いただきありがとうございます。

脂質検査について説明します。


簡単に要すると血液から見る【脂肪】です。
脂質ってどんなん?
脂質の役割は?
その中でも比較的メジャーな項目について紹介します。

基準範囲
 ( )内は基準値になります。
*参考書や施設によって多少の違いがあります。
・TGトリグリセライド(30~149㎎/dL)
・T-Cho総コレステロール(128~219mg/dL)
・HDL-Cho善玉コレステロール(40~100 mg/dL)
・LDL-Cho悪玉コレステロール(140mg/dL以下)
・LDL/HDL比(2.0以下) などがあげられます。


脂質項目

・TG(トリグリセライド)
別名:中性脂肪とも言います。身体を動かすエネルギー源となります。
食べ過ぎや飲み過ぎが続いていたりすると【肥満】の原因にもなります。
飲食の影響をダイレクトに受けてしまう項目になります。また検査前日に暴飲暴食してしまっても検査値に影響が出ます。

・T-Cho(総コレステロール)
身体の構成する成分として必要不可欠です。多すぎても、少なすぎてもダメです。バランスが重要になります。

・HDL-Cho(善玉コレステロール)
血管に溜まった過剰なコレステロールを肝臓へ運んでくれます。そのため動脈硬化の予防に関与していると言われています。

・LDL-Cho(悪玉コレステロール)
肝臓から全身にコレステロールを運びます。全身なので、動脈硬化の進行に関与しています。

・LDL/HDL比 などがあげられます。
善玉/悪玉コレステロールのバランスになります。バランス比ですので、数値がリスクの指標になります。



いかがでしたか?
脂質ってなんとなく悪いイメージを持っている方が多いと思います。私も脂質に関しては徹底的に排除していた時期がありましたが、脂質はバランスが非常に大切です。
ご参考にしてみて下さい。


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