思考に支配されると幸福感が薄れる

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こんにちは!
くまのうち先生です。

私たちが失敗する要因はほとんどが余計な考えごと
それも、とりわけネガティブな考えごと
原因とされています。

しかし、
裏を返すと頭の中で勝手に動き続けて
私たちを支配する「思考」さえ
ストップできるようになると、
自らの心を思った通りに操縦しやすくなるのでは
ないでしょうか。

本日はそんな、
思考について書いていこうと思います。

思考病

近年、現代人は他人の話を聞くことが苦手に
なってきているなどと言われてます。

話を始める前までは誰もが、
「聞こう」
という気持ちを持っていたはずですが、

いざ話してみると頭の中で、
「今晩、なに食べようかな?」
「あの番組録画したっけ?」
などと、他のことが気になり意識が散漫に
なってしまう経験は誰しもあるのではないでしょうか。

ほとんどの人は「聞く」ことだけに
集中しているつもりが
その隙間には、膨大な量の無関係な情報が
混ざっています。

一瞬一瞬の細かい大量のノイズが混ざることで
私たちの集中は途切れ続け
人の話をしっかり聞くということが
出来なくなっています。

他のどの行為より、
最もエネルギーを要する行為が
「考える」こと。

考えごとが脳内に渦巻いている時ほど
他の情報が入ってきづらくなります。

たとえば、
恋人と一緒に手を繋いでいる時、
各々が別のことを考えているとしましょう。

その瞬間2人の肌は触れ合っているのに、
お互いが脳内に引きこもっている状態なので、
同じところにはいないことになります。

脳のノイズに支配されると幸福感を失う

心の中での独り言としての思考が繁殖すれば
するほど、に心のメインメモリは無駄な雑念
食いつくされてしまいます。

ゆえに、目の前の風景や人の表情をクリアに
認識できなくなったり、
自然の音や人の声をしっかり受け取れなくなったり
食事を取っても味わっているという実感
抜け落ちてしまい、満足出来なくなるなど、
充足感が欠落してしまいます。

多くの方が年を取るに連れて
「なんだか、数年があっという間に過ぎた気がする」
という話をする元凶は、そんな脳のノイズ
現実の五感の情報をかき消してしまうことが原因となります。

そしてノイズの方が現実感覚に完全勝利した時、
人は「呆ける」のです。

現実そのものに直結しない妄想にふけった報いとして
実感がスカスカになり幸福感が損なわれていくのです。

五感に集中する

私たちに備わっている五感というものは
生まれつき当たり前にあるもので、
特別意識したことがない人がほとんどなのでは
ないでしょうか?

脳のノイズに支配されて他の物事に集中できない
そんな風に感じている人は、是非
「今、自分は五感のうちどれを使っているのか」
ということを自覚的に行うようにして下さい。

つまり、
「見えている」を「見る」に
「聞こえている」を「聞く」に
「匂いがする」を「嗅ぐ」に
「感じている」を「感じる」に

具体的には、
いま目の前が全体的に
「見えている」としましょう。

その状態から何か一点に焦点を当てじっと見つめて
ただそのものにぐっと集中してみて下さい。

それが、
「見えている」
「見ている」の違いです。

視覚を研ぎ澄ますことにより他の感覚は
次第と静まっていきます。

このように
「自分の感覚に対して能動的になる練習」
繰り替えしていくうちに考えごとのノイズ
引きづられることなく
「いまこの瞬間」の情報をはっきりと認知して
心が充足感を覚えるようになります。


-まとめ-
私たちが思考を自由に操るということは、
無理に近いです。

だからこそ多くのことを
考えすぎて、思考が混乱して
生きている実感をそぎ落として
してしまいます。

五感を研ぎ澄ませて実感を強めることにより
思考というヴァーチャルなものに束縛されず、
自分の人生を思いっきり愉しむことが
できるはずです。



ではまた!


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