スティーブ・ジョブスとローランドさんの卒業スピーチ

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こんにちは。真木です。
先日、ローランドさんの卒業スピーチがあって
これが、面白い。

心に残してあげられるものを言葉にするのが卒業スピーチ。
その言葉に元気づけられたり、考えさせられたり…
そういうものだと思うんです。


ローランドさんというと、元ホスト、現在は事業家として知られていますが
彼の職場の壁には、ジョブスのスピーチ原稿が英文で貼られています。
スティーブ・ジョブスの卒業スピーチの大ファンとのこと。

彼自身も少し変わっていて、ことわざを自分なりにアレンジするのが好きで
「やまない雨は無い」という言葉を、卒業スピーチではこのように語っていました。

★ローランドさん流スピーチ
「確かにいい言葉だし悪いことがあったとしても、いずれ終わるよ
って意味なんだけどね。」

「でもよく考えてみたら、起きた出来事を、ただただ
時間が解決するのを待っているだけでは、あまり能動的では無いと思う。」

ローランド流は能動的か、能動的でない、か…

「やまない雨は無い」と思って、ただやむのを待っているくらいなら雲の上に行く努力をしよう!」

「雲の上は、いつも晴れているのだから…」
「この先、嫌なことがあったら、この言葉を思い出してほしい。」

★彼がなぜそのような考えに至ったのか?
彼は新人の頃、先輩によく「使えない後輩だ」と暴言を吐かれたり、
お客様に酷いことを言われたことがあったのだとか。
それでも、どんなに辛い時にも、どんな小さなことからも学んで、改善することを続けていたのだそう。

なんのために?そう、雲の上に行くために。

うまくいかない時に、悩んで動けなくなってしまうのではなく
「確実に悩みがなくなる雲の上」に行くために常に行動をしつづけるというのはローランドさん流。

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そして、ローランドさんが大好きな
スティーブ・ジョブスの卒業スピーチは有名です。

「ステイ ハングリー」「ステイ フーリッシュ」
ハングリーであれ、バカであれ

点と点をつなげる、ということは、長期戦であり
これが点だったということは、その時には気付けないことが多いし、
ずっと後にはなってから、気づくことになる。

★スティーブ・ジョブスの境遇
・生まれる前に養子に出された
・学校を退学して別の道に進んだ
・創立者なのにAppleをクビになった
・ガンと診断された
その他、逆境、伝説だらけのスティーブ・ジョブス。

それぞれの出来事は全く予想してはいなかったけれど
将来を見据えて点と点をつなぎ合わせることはできなくても、

後になって、振り返った時にこれが点だったと気づくことはできる。

今やっていることは必ずどこかにつながると
あなたの根性、運命、業、なんでもいいから信じる。

その点が、どこかにつながると信じていれば
信じることで人生に違いが出るんだ

こう、語ったジョブス。


生きていると、本当にこの選択であっているのかって、
大丈夫なのかって、迷うこともありますが、
どんな時も自分の直感を信じて、行動できる強さ。

ローランドさんとジョブスの言葉は、どこか似ているなと
思いました。


⭐️ジョブススタイル
強さなのか?頑固さなのか?しなやかさなのか?
直感を信じたら、あとは気にせずにひたすら頑張る


⭐️ローランドスタイル
雨が降っていても、晴れている雲の上に行けるように
ただひたすら頑張る


ジョブスの最後の締めのセリフ。
若い頃に出会った素晴らしい本に書かれていた
「ステイ ハングリー」「ステイ フーリッシュ」
ハングリーであれ、バカであれ、という言葉。

この本の筆者の想いがジョブスに伝わり、ジョブスの人生を通して
さらに深みを増した言葉が、皆に伝わる…

ジョブスが20代に読んだ本との出会いは、
この時のスピーチのための点だったのかもしれません。

この記事を読んでいる方は、これもまた、
何かの点になるかもしれません。



真木 幸子


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