4月14日~17日 カタチにすること。

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イラストの練習をしたり色んな動画を観ていて思った。
最近の僕に多分欠けていた大切な思い。
「頭の中で想像したものをカタチにするのってめちゃくちゃ時間かかるぞ。あ、これって、こだわろうと思えばいくらでもこだわれるってことかぁ」
”こだわる”という大切なことを見失っていた。
あぁでもないこうでもないと線の一本一本を納得いくまで引き直すときは、気持ちが前のめりになっていた、気がする。

少し話を逸らす。
僕はお笑い芸人さん達を本当に心底尊敬している。
空気みたいに実体のない”面白さ”を追いかけ続けている。
そういう芸人さんたちの格好いいところを観て、聴いて刺激を受ける。
賞レースとかは特に顕著で、M-1グランプリやキングオブコントは必ず毎年観ていて、その舞台裏の番組なども観る。舞台裏の芸人さんたちはみんな本気だ。武士だ。

何かを賭けている人の顔や背中は本当に格好いい。
違って見えちゃう。
こういうことは、”文章”でも言える気がする。
”漫才”も”イラスト”も”料理”とかも、何でも言える気がしちゃう。
そもそも”言葉”だけでも底なし沼だし、俳優として、喋るとなると、
”あいうえお”の発音だとか”身体の状態”だとか”呼気の流れ”とかもうそれを極めるだけで一つの奥義ってくらいこだわれる。
こだわりポイントがたくさん。

でも、こだわったものは経験になり知識になり研ぎ澄まされていくけど、
手を抜いたものはやっぱり鈍ら刀に過ぎないんだろうなぁ。
弱っちい剣はすぐ折れる。
コツコツを刃を研ぎ澄ます時間を積み重ねないと。
僕が自信を持って送り出せるこだわった作品はたった一つ。
僕が人生で初めて創った『僕の住む街』しかない。

他の作品は、作品ごとに大切にしたかったものはあれど、大切にしたかったものの確認作業でしかなかったんだ。
確認は確認でしかない。現状維持。現状維持は下降と一緒。そうね。
改めて、自分の考える”おもしろさ”に向き合って、原点に戻ってワクワクしながら物語を創りたい。
それこそ四六時中そのことを考えるんだ。

明日が楽しみになってきた!
これこれ!笑

滾りつつも分散していた情熱を一点に集中、集中させて、
素直に正しく誠実に、明日も生きようと思う。
おやすみなさい。
(2020.4.14~17)
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