本記事では英語学習の「目標設定」について
細かく2つに分けてそれぞれ解説していきたいと思います。
さて、その2つの「目標設定」とはなんでしょうか??
考えてみましたか?
知識を得ることも大切ですが、自分の頭で少し考えることも大切です。
少し考えてみましょう。
考えましたか・・・?
答えは、「Result Goals」と「Process Goals」です。
何それ??と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、
そのような方のために以下で2つのゴール設定を
詳しくみていきたいと思います。
「Result Goals」とは?
「Result Goals」とは、
Result = 「結果」を重視した目標設定です。
例えば、
・「外国人と英語を流暢に話せるようになる」
・「英検1級に合格する」
・「TOIECで900獲得する」などの目標設定です。
このような目標設定をしないと、
そもそも何のために勉強しているかが明確にならないので、
「Result Goals」はとても重要なゴール設定になります。
また、これらの目標を達成している自分することによって、
自分を鼓舞することができますし、
英語学習をするモチベーションもすごく湧いてきます。
しかしその一方でこの「Result Goals」には1つ欠点があります。
それは自らの力で100%達成することができないという点です。
例えば、「英検1級に合格する」という目標を設定したとしても
必ずその目標が達成できるようになるとは限りません。
もちろん合格の可能性を高めることはできますが、
100%それは保証されていません。
だからこそ、「Result Goals」を設定した後は、
合格の可能性を高めてくれるもう1つの目標を設定しなければいけません。
それが「Process Goals」です。
では、その「Process Goals」に関して以下で詳しくみていきましょう。
「Process Goals」とは?
では、「Process Goals」とは何かと言うと
Process=「プロセス(過程)」を重視した目標設定です。
こちらは「Result Goals」とは異なり、
自分の力で100%達成できるような目標です。
「1ヶ月で単語帳を5周する」
「1ヶ月で過去問を3回分解く」
「1ヶ月でシャドーイングを毎日する」
などの目標は自らが時間さえしっかりと割けば
100%達成することができます。
そしてこの自分で100%達成することが可能な
「Process Goals」を着実に積み上げていくことによって、
「Result Goals」を達成する可能性を
1%でも高めていくことができます。
例えば、「3ヶ月後に英検1級に合格する」ことが
「Result Goals」だとして勉強開始時の
合格可能性が仮に10%だとします。
この数値をいくら勉強したからといって
100%にすることは不可能ですが
「Process Goals」で「3ヶ月に単語帳を5周する」
という目標をたてると、
パーセンテージは50%60%とあげることが可能になります。
さらに「3ヶ月で過去問を6回分解く」という目標をたてると
それを80%くらいまであげることが可能になるかもしれません。
そういう意味では仮に「Results Goals」を達成できなくても、
日々「Process Goals」にフォーカスして英語学習を進めていれば
以前の自分よりも成長しているということになります。
繰り返しますが、
「Process Goals」は「Result Goals」の
達成確率をあげてくれる大変重要な存在です。
「Process Goals」には他にも良い点があり、
それは目標を細かく細かく分けることができるところです。
例えば、「1ヶ月に100単語暗記する」という目標であれば
1週間で25個暗記するなど細かくゴールを分けていくことが可能です。
このように細かく分けていくことで、
1日単位でどのような目標を設定する必要があるかも
「Process Goals」では設定することができます。
どちらが大事なのか?
では、「Result Goals」と「Process Goals」どちらが大事かですが、
どちらも必要です。
大切なことは、どちらか一方だけに頼るのではなく、
どちらの目標設定も両方上手く活用することです。
上手く活用するためには、
両方の目標の性質をしっかりと理解する必要があります。
「Results Goals」はあなたに英語学習する理由を与え、
英語学習において進むべき道を示してくれます。
「Process Goals」は「Result Goals」を達成するためのチャンスを高め、
英語学習という道を上手く進めるように
1歩ずつあなたをガイドしてくれます。
これら2つの性質を理解し、
互いのストロングポイント・ウィークポイントを知った上で
英語学習における目標設定をしていきましょう。
そうすることで、本ブログの目的である英語学習をする人が
過去の英語力よりもさらに成長して高い英語力をつけられることを
心から願っております。