「民法を制する者は司法試験を制する」という有名な格言があるそうです。
それくらい民法はきちんと学ぶ必要性が高い科目だということですね。
実際に学んでみると、確かに難しい。
条文が多い。
やってもやっても次々に意味不明な問題に直面します。
だからこそ、闇雲に勉強してはダメなのです。
最初に民法をめぐる法律問題の構成要素を把握し、その成り立ちを理解すること。
完ぺきではなくても全体像を予め頭に入れつつ、個別の問題に取り組むことが民法攻略のカギになります。
そのことは、かなり勉強を進めた頃に身に染みてわかるでしょう。
以下、法学のコンパス2より。
2・民法編
・民法とは
民法とは、市民相互の法律関係(=権利義務関係)を規律する私法の一般法である。
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ここでのポイントは2つ。
①法律関係(=権利義務関係)と②私法の一般法という点である。