ダイバーシティ ~究極の多様性~

記事
コラム
こんにちは。たつぐちです。
心理師、カウンセラー、キャリアコンサルタントをしています。
産業分野での心理支援、キャリア形成支援が主な活動領域です。
簡単に言うと、働く方の心のお悩み、仕事のお悩みをお聴きすることが多いです。病気の領域になってしまう前に、是非お話をお聞かせいただけたらと思います。

今日は、ダイバーシティについてお話ししたいと思います。
この言葉を初めて勉強したのは、キャリアコンサルタントの資格試験勉強の時でした。(余談ですが、私がキャリアコンサルタントの養成課程を受講した時はまだ民間資格の時でした。そして、その時受けた試験が民間資格最後の試験でしたが、なんとも学科試験で不合格。実技は養成課程の実技能力評価審査で合格(=実技試験免除)していましたので、第一回目の国家試験で学科試験のみ受験。何とか合格したという、冷や冷やなものでした。)

この「ダイバーシティ」という言葉の意味は、一言でいうと「多様性」になるかと思います。キャリアコンサルタントの分野では、少子高齢化により低下する労働力を維持するための「多様な働き方」という使われ方もしてきます。

ただ、私が最初に「ダイバーシティ」という言葉を聴いた時に真っ先に頭に浮かんだのが、映画「スターウォーズ」の世界でした。
既に見た目が人ではない色んな種族が共存して、既に人間でもないC-3POやR2-D2といったロボットまでも、自分たちの実力を発揮して仕事を役割として一生懸命こなし、それぞれの違いを否定することなく共生している世界。結構究極に近いダイバーシティではないか、と思いました。

もちろんこれは映画の世界。
でも、あの世界を考えたら、日本でもようやく当たり前になって来つつある海外の方と仕事を一緒にする、障害をお持ちの方と一緒に仕事をする、なんてことはむしろお互いの違いを論ずるにも値しないことだなと、その時感じました。そして、自分が少し周りと違うと感じていても、実は思うほど差はないことではないか、なんて思った記憶があります。同じ人間同士なのですから。

本当のダイバーシティが浸透していけば、今現在既にある他人との比較で生まれる自己肯定感の低下、自己効力感の低下も、改善していかれる一つのきっかけにもなるのではと思ったりもしました。
そういう意味でも、これから先いい意味でこの「ダイバーシティ」が浸透していくと良いな、と思っています。

とは言いつつ、でもやはり周りと比較して、悩んでしまうことありますよね。
どうしてもその悩みが拭き取れずに私生活に支障が出てしまうほどでしたら、是非お話を聴かせて頂けたらと思います。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す