過度なダイエットの結果、身体も心も壊れました

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美容・ファッション
こんにちは。
管理栄養士の ひとみ です。
今日も、数あるブログの中からお読み頂き、
ありがとうございます。
昨日書いた「 お客様のサポートから見えたもの① 」
私が実際にサポートさせて頂いたお客様の体験と
そこから見えたもの、学んだものなどを書かせて頂きましたが、
予想以上に多くの方に読んで頂いたので、
(ありがとうございます、嬉しいです!)
シリーズで、ご紹介させて頂こうかと思います。
今回は、
摂食障害 で苦しんでいるお客様です。
若い時からストイックにダイエットばかりされていて、
そのために低血糖で倒れたり、
痩せすぎて栄養不足になり、入院されたことも。
その後、結婚。
順風満帆な生活も、離婚によって変わってきました。
将来の不安などから、
夜中、過食が止まらなくなり

理想的な体重をキープしていたのに、
どんどん太っていき、再びダイエットを開始。
昔の痩せていた自分を知っているから
当時していた 危険なダイエット、
「 痩せたのは糖質を抜いていたからだ 」と、
主に糖質制限をされていました。
「 糖質を抜けばあのときみたいに痩せれる 」

「 糖質は、悪だ 」と・・・。


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でも、その結果、
平日は仕事の忙しさもありなんとか糖質を抑えながらの食事をできるけども、
反動で、
週末になると 大量の甘い物 や お弁当 を買い込んで
過食 してしまうようになってしまいました。

嘔吐はかろうじてしたくない意思がありしてなかったので、
その分、食べた次の日の午前中はお腹がぱんぱんで動けず、
夕方あたりから半身浴やYouTubeで痩せる運動をする。

そして、また月曜日から 糖質制限の食事か、絶食 で調整する、
という生活を繰り返していました。

もちろん、初めはそれでプラスマイナス0といわんばかりに
体重は変動しませんでしたが、

年齢を重ねるにつれて、
少しずつ体重が増えていき、いくらをしても調整しても体重が減らない。

反対に少しずつ増えていく体重。

「 でも過食をやめられない!  」
その後の過激な調整もやらざるを得ない!

という負のループから抜け出せずに、私にご連絡頂きました。 



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「 ゆったりとカフェでランチがしたい 」
そうおっしゃっていました。
当時は、カフェに行くと食べたい欲が勝ってソワソワ。
1人分でも食べていると、
「同じ食べたなら過食しないともったいない」
(この時点で感覚がおかしくなっていました)
と、帰りにスーパーで食料を買い込んで家で過食をされていたそうです。

「 飲み会帰り、真っ直ぐ家に帰れない 」
人の前では食べ過ぎができないので、帰り道に満たされない気持ちを
帰ってからの過食で発散されていました。
普段は、
豆腐やサラダ、魚などを中心に、お肉も「太る」といって食べない生活。
そして、週末は
ごはん類、菓子パン、せんべい、甘いデザート系など、
まさに「糖質」というものを欲して 過食。
沢山の間違った知識で、
身体も心もボロボロになっていました。


初めてご相談にこられてから、
だいぶん意識も変わられましたが、
やはり根付いたものは大きく、何回かのカウンセリングの後
3ヶ月間サポートさせて頂きました。
すぐに過食はやめれるものではなく、
意識はしていてもやはり 2回に1回はしてしまう の繰り返しでしたが、
●お肉はむしろ食べていい
●お米を初め糖質は悪ではない。
集中して食べ過ぎるから太る。
と、正しい知識を何度もお伝えしながら
●平日のお食事からきちんと栄養をとること
●今、抱えている不安やストレスを吐き出すこと
●過食をしたからと、落ち込まない
そんなことを中心に、一緒に頑張ってきました。
お客様自身も変れない自分に何度も 自己嫌悪 に陥っていましたが、
私と話すことで徐々にそれも薄れていき、

最終的には「お米は悪ではない」と、
炊飯器を買われ(あると過食で使いそうだからと、持っていませんでした)
普段のお食事にきちんと ご飯 を取り入れることができました。

気持ち的にもとても前向きになられ、
今では お一人カフェ も楽しんでおられます。



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摂食障害は、完治するのにはとても時間がかかります。
ただ、少しのきっかけで変わることができます。

もし、現在も苦しい思いを
「 誰にも言えない 」
「 誰にも理解されない 」

こう悩まれている方は、
お話を聞かせて下さい。

17年間、摂食障害で苦しみ
それを乗り越え、完治した私だからこそ
受け止めれることがあります。





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