2021年を振り返り

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音声・音楽
2021年が過ぎます。
皆さんいかがでしたか?
僕はやっぱり率直に早かった1年間に感じてしまいました。
ちょっと僕なりに今年を振り返ってみようと思います。
2021年、実は1月に1年の目標として書き初めなんてしていました。
彼女と書いた僕の目標は、『精励恪勤』。
始めてから2年目になるクリエイターとしての活動仕事をもっと軌道に乗せて、親やお世話になっている人から自立していけるように頑張ろう。という想いを込めて書きました。
2021年の1月に僕は、『開業届』を提出し、正式に個人事業主として音楽クリエイターとしての活動を始めました。
2020年までは開業届を出さずにヌルっと始めていたので、どこか本当に音楽を仕事として活動している実感と自覚が曖昧な時があったのですが、これによって自覚をしっかり持って、もう後には引けないんだぞっていう覚悟を決めれたらと思いました。
開業届を提出したときに屋号として『heTor』を付けました。
なんかちょっとずつ進んでいる気がして嬉しかったです。
自分のカレンダーを見て、どんな事してたっけなって振り返ってるんですが…
なんだかんだ頑張ろうとしている1年だったのかなと思います。
DTMレッスンとかのお仕事なんかは前半は頑張っていて、多い日なんかは1日に3人分も入られている時があったようです。
その他、ご依頼も波が良いときは何個かもらっていましたし。
ただ、全体的に見ると『波』がある1年だと思いました。
個人で音楽をしているんで当たり前なのかもしれないんですけどね。
前半は結構やる気満々で安定的に頑張れていたかもしれないんですけど、失速するときももちろんありました。
特に、9月頃とかからかな…師匠とかとのお仕事に不満が出始めて、それが原因で心のバランスを崩しがちになってたりしてました。
そしてそれによって暫くレッスンとか依頼を停止して1ヶ月位お休みとかしていた時期もありました。
どんだけメンタル弱いんだよって話なんですけどねw
ただその時に決めた事があって、
『言いたい事が素直に言えずに溜めがちになってる気がする。僕はちょっとお人好しすぎるんじゃない?…じゃあ、思ってる事を我慢せずに7割位とかは言ってやるようしよう』
って。
これはお仕事の関係でもありましたし、プライベートの事でもありました。
元々思った事は言う方ではあると思うんですが、ちょっと気付いたら我慢していた様で…元々好きな事を実現したくて始めたこの世界で、まあ少しの我慢ももちろん大事でしたが、それによって僕らしさという良い所を自分で潰している事に気付いて変えてみようと思いました。
無意識化できっと覚えていてできていたんでしょう。
我慢をちょっと止めたら、10月の潰れていた時期から進展があったと思います。
まず、『バイト』を始めてみました。
今までやってなかったのですが、正直在宅がメインで仕事柄時間も余裕あるし、運動不足で引きこもりガチになって日光も浴びずに健康にも悪いし、何より収益的にまだまだ不安定で…それが原因で不安になったり、恋人とかの付き合いで無理して結果迷惑掛けたり…
ということで、変なプライドは捨ててバイトを10月から開始。
平日午前中のバイトですが、朝起きて生活リズムは改善されてるし、外に出てバイトがPC等使わない動く系の体力仕事なので運動不足解消にもなって、そしてメンタルが不安に襲われて潰される事も結構無くなったと思います。
実際楽しいし、そしてこのバイトを始めた理由として、またお伝えするのですが『自分のスタジオを物件を借りて始める』という目的の為にも始めたのでメリットばかりでした。
人と会話する機会も多くなったし、ラッキーな事にご依頼とかもそこ繋がりで頂いたりとかもあったりです。
他の進展として、ずっとおかしいと不安になっていた師匠との関係や新しいお仕事について変化させることができました。
これはあまり明確に書くのは良くないと思うのでぼやかしたりしますが…
そして僕自身が悪い所ももちろんあるのですが…
なんというか『全然変化がない』…というより『信頼が日に日に減っていく』事が重なっていたんですよね。
ずっと不安に思いながらも我慢していたんですが、ある日溢れて思い切って衝突して区切りを付けることができました。
師匠にはお世話になった事もたくさんありましたし、まだまだ未熟なのにそういった貴重な関係を断つというのは良い決断と言えるのか分かりませんが…正直、今は何だか軽いです。
どうなるか分からないですが、後悔する事もあるかもしれませんが、きっとあのまま続けてたら僕はどこかで自分を静かに押殺し続けていたと思う。
だからきっと大丈夫。
そして大きな一歩として…
遂に年明け2022年1月から地元岡谷市に物件を借りて自分のスタジオを開始していく事にしました。
この詳細についてはまた別ブログで追っていきますが、この決断を12月にしてやっとちゃんと動き始める事ができた事。
これが最後の最後にやってやった!って感じです。
来年の俺、頑張れよ。
他にもいろいろとどうにか進もうと足掻いていた1年でした。
フリーストック音源として毎月30点以上投稿しまくったり、
コンペコンピに出しまくったり、
色々な方にあって新しい事できないか話して回ったり、
ブログを毎週投稿して頑張ってみたり、
あぁ…補助金を使ってレコーディング周辺機材をかなり揃えてレコーディング事業を本格的に始めていく準備もしました。
親父に頼んで融資して貰って高価なモノ揃えました。
本当に親父には頭が上がりません。絶対来年こそ親孝行する。
補助金の申請が大変ってことは良い経験になりましたw
でも小規模事業者持続化補助金の審査に通った時は何だか嬉しかった。
割と通る補助金なのかもしれないけども…何だか『僕のやってる事が認められた様な気がsして』嬉しかった。
何とか自立できる様に足掻いたな。
足掻いてんだけど全然うまくいかなくて…
いっぱい不安に襲われて、
1ヶ月寝込んだり、
大泣きして感情が溢れて過呼吸になって驚いてみたり、
周りの人に留めていた想いをぶつけてみたり、
でも返ってきたものは罵倒とか悲しいことばかりじゃなくて、僕の思ってもみなかった背中を押してくれる様な言葉達ばかりだったな…
恋人に『もうダメかもしんない。やっぱ君とちゃんと居たいから就職しようかな』って零したら『そんな事言わないで、まだ待ってるから。ヒロ君の納得できる終わり方ができるまで』って泣きながら励まされた。
両親に、家族には、いつも支えてもらってる。
俺が音楽を始めて音楽家を志し始めた時は理解しにくかった家族も、今は『思いっきりやれ。できることはやってやる』って。
数少ない友達の一人には、
『ヒロ君が、先にその世界に進んで何も見えなくて怖いはずなのに、頑張っているその姿を見て俺も変わろうって決断して行動できた。本当にありがとう』って。
僕はどんだけ『貰えば』いいんですかね。
貰い過ぎた…返しきれん。この恩は。
みんな何でこんな奴に、本当にダメな時にそんな事言ってくれるんだって思った。
恋人の一言で俺は次の日にはバイトに応募して、またいつもみたいに行動力が爆発してた。
家族、親父達に一言のおかげで、原動力をまた注いで貰った。
友達の一言のお陰で、スタジオを借りる決意ができた。
俺はね、本当に自分に自信がないから。
本当に世界中で嫌いな奴は自分だけって思ってたから、その一言一言達が本当に何度も何度でも甦らされた。きっとこれからもその一言に縋っていくと思う。
未だに思う。
何でそんな事を俺に言ってくれるのか本当に分からない。言ってくれる人がいるのが嘘なんじゃないかって思う。
『お前は凄いやつだよ』って言われる度に、本気で『違うんだ。それは外面そうやって見えてるだけで本当はダメな悪いやつなんだよ。』。でもどこかでお世辞じゃないといいなって思ってる。
2021年の目標は、『精励恪勤』。
自立できるようにって想いを込めて。
でも振り返ったら僕は、自立どころか貰ってばかりの1年だった。いや、今までもずっと貰っていたけど、それでももらってしまった1年だった、色々を。
決めた。来年の目標。
実は僕が活動を始めて3年目になる来年。
この3年目は僕が覚悟して決めていたタイムリミットの最後の1年間。
この3年目に自立できず芽がでなかったら、僕は区切りを付けて引く。
そして死んでいくんだろうって決めてる。
2021年は結局、自立できずに貰ってばっかだったから、だから来年こそスタジオも始めるし自立しようって目標にしたい。ところだけど…
そうじゃなくて2022年は、『自信を持って笑いたい』。
『呵呵大笑』とかそんなんでいい。
僕は本当に自分の事を信じられない位、自己肯定ができない。
自己肯定力とかそんなレベルの話じゃなく、多分『自分という存在を認めていいのかわからない』って次元らへん。
だから、2022年は自分のスタジオを地元に作って、
そこで色々な人にもっと出会いたい。
出会った人からお金じゃなくて、ちゃんとありがとうって言われたい。
友達を呼んで好きな事で遊びたい。語りたい。
そしてその友達を胸を張って『俺の友達!』って言いたいし、言われたい。
そんな友達を作りたい。
恋人にもいつも泣かせてばかりじゃなくてふっつうに腹抱えて笑わせ続けてやりたい。
家族にも恩返ししたい。
自分の手で創る全部、『これは俺しか創れないモノ』って肯定して、『全員俺の作品で殺してやる。お前の空っぽ薄っぺらなもんで俺を殺してみろ』って位の凄いのを創ってみたい。
そんで、『ああ俺ってちゃんとここに居て、誰かからちゃんと見えていて、確かに個性を持って寄り掛かられたり、ぶつかられたりされるんだな』って実感して自分だって自信を持って笑ってやりたい。
そうなれるように、『自立しなきゃ』とか将来の不安とかに雁字搦めにされすぎないように、思いっきり突っ走って穿っていける2022年にしたい。
2022年1月初めに俺の姉貴が遂に結婚式を挙げる。
でも俺は何も用意できないどころか、自分のスタジオの準備で余裕がないような状態。
そんなこんな時でも何もできない自分が悔しいし、申し訳ない。
本当にみんなごめん。後1年だけ全力やらせてくれ。
後で絶対全部返すからな。
姉ちゃん結婚おめでとう。
いつまでもダメな弟でごめん。ちゃんと遅れて祝いに行くからな。
僕の彼女は3月でお仕事を辞めて新しい事を探しに挑戦する。
そん時までにちゃんと自立して支えてやるって言ったのに、一緒に住める様にもしようって言ったのに約束守れんくてごめん。
本当に俺には勿体ない人です。
彼女さんとも3年目になる。ちゃんと笑わせてやりたい。
親父や母ちゃん。特に親父。
昔から本当に敵わん。お金も貸してくれる上に、俺の好きな事させてくれる。
そんで俺の発想力や思考の柔軟さ、行動力の原点は多分親父だ。
母ちゃんもいつも肩が鉄みたいに固くなるくらい家事とかして、楽させてやりたい。
ダメな息子で本当にごめん。
親父は定年退職するまではいいぞなんて言うけどこれ以上は甘えられん。
約束のラスト1年、行ってきます。
そして、音楽。
特にBUMPの音楽。
2021年の最後にまたたくさん支えて貰ってしまった。
スタジオを借りる理由の一つになってしまった。
元々、兄貴の音楽ポッドに入っていたBUMPのアルバム『Jupiter』の『ダンデライオン』を聞いて俺の音楽が始まった。
そんな小さな始まりからここまで来た。
ポケットの小さな音楽でこのままどこまでも行ける気がする。
いつかは木星とか、そんな誰も行ってなくて凄い、だけど一人で孤独かと思いきや何か心地いい。夢みたいな場所に辿り着くまでずっと飛んで行ける様に新しく持つスタジオには『Voyager』って名前を付けようと思ってる。
このVoyager号には僕だけじゃないぞ。きっと他にも誰か乗せていきたいんだ。
いつか辿り着くからな。
まだまだ通過点。
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