第4回「就職したら3年は働け」は本当?

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ビジネス・マーケティング
皆さんこんばんは!
週末人事のtmy(トミィ)です!

今回は、「就職したら3年は働こう!」と言うよく聞くワードについて考えてみたいと思います!

ちなみに、今回は前振り無しでお送りします(笑)
お盆ネタは前回やったので、次回の前振りはお盆明けに…

さて、先日とある企業で働いている人事担当者の方々とお話をさせていただく機会があり、その時にこんな話題を提供いただきました。

昔はよく「就職したら3年は働け」って言われてたけど、今は第二新卒とかの採用もあるし、昔ほど言われなくなりましたよね。
個人的には3年以上働いている人の方が、相対的に社会人のルールとか知ってるし、採用しやすいんだけど…トミィ君はどう思いますか?

トミィの回答↓

3年以内でも、働く意欲があって、会社とマッチすれば個人的には推しますね~。
だって、5~10年イヤイヤ社会人やってる人より、部署のモチベーションとか上がりそうですもん。

今の日本では中途採用はとにかく「経験」を優先して採用する傾向にあります。
まぁ、コロナ禍で売り上げが厳しい企業が多い中、少しでも人員にかかるコストを削減したいと考える会社が多いですし、何より日本は少子高齢化ですから、一人ひとりの「質」は確かに求めるべきだと思います。

ただ、たまに求人で「○○経験3年以上の人~」とかのワードを見受けるのですが、トミィとしては、「3年以上でない理由」がよくわかりません。
こう言う求人を出している人事担当者の方に質問してみると、「経験長いほうが仕事内容を理解しているから」と言う答えが大半でした。

でも、それって本当でしょうか?

例えば、営業職で「入社1年目で100件新規契約取った人」と、「入社10年目で100件新規契約取った人」では、どちらが優秀でしょう?
もちろん、これは極端な例えですが、要は「○○経験3年以上の人~」の求人だと、「入社1年目で100件新規契約取った人」は書類選考で落ちてしまい、「入社10年目で100件新規契約取った人」が面接に進めると言うことです。

話は戻りますが、「入社3年以内で離職した人」も、同じではないでしょうか?
仮に社会人経験が短くても、募集部署の課題にマッチして、尚且つ働く意欲に満ち溢れている人を、「経験が浅い」と言う理由で弾いてしまうのは、とてももったいないですし、何より「質」を求めている現在と大きくミスマッチしているように感じます。

当然ながら、採用担当者の負担や、選考の効率化も考慮しなければなりませんが、本当に会社を思うなら、どちらの選択が正しいのでしょうか?

皆さんはどう思いましたか?

それでは、次回もお楽しみに~!

週末人事tmy
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