生きづらさとの付き合い方②小さな一歩を重ねる

記事
コラム
あなたの幸せの芽を育てたい。
公認心理師のyuriです。

長欠経験有りの娘。
始業式には登校していたものの
今日、学校を休みました。
学校へ電話をすると
「これまで頑張ってきたんだから
来てほしいです」と言われました。

そう。登校に頑張りが必要だから、
今日は休んだんですよ。
一日登校したから毎日登校するのが
当たり前になるわけでもなければ、
一日休んだから、もう行かない
となる訳でもない。
潰されないための休憩。

本音は・・・頑張らずに登校できる
魅力的な学校であってほしい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
前置きが長くなりました。

何かをしようとするとき、
完璧を求めてしまう自分がいることに
気づけるかどうかで、
生きやすさが変わる気がします。

妥協する、とは違います。
0か100かで考えずに、
0から100で考えること。

達成したいことまでの過程を、
スモールステップに区切る技術が
身に着けば、小さな達成感を
積み重ねることができる。

子どもに宿題をしてほしい時。
・宿題を連絡帳に書いている
・書いていなくても宿題が何か言える
・宿題を持って帰ってきている
・宿題をする場所に行く
・宿題に必要な道具が準備できる
・(例:算数ドリル)宿題のページを開ける
・日付を書く
・一文字書く
・一問目をうつす
・問題の数字が書けている
・読める字で書けている
・枠に入れて文字が書ける
・計算を解こうとしている
・答えを書ける
・答えがあっている
・・・・・長くなってきたのでやめます。

小さなステップが見えると
できていることがたくさん。
これだけのこと(これでも省略版)を
さほど意識せずにできている
人間ってすごいと思いませんか?

いちいち全ての行動を褒めると
超鬱陶しくなりますけど(笑)
子どもには、できたな、の視線が大事。

完璧主義で生きづらさを感じている人は
自分自身の行動について、
少し意識してみると良いかも。

でも、
スモールステップを完璧に把握しよう
とする必要はありませんからね。

今日よりも素敵な明日のために。
幸せの芽を一緒に育てていきましょう
~~~~~~~~~~~~~~~~~
休むことを肯定するカウンセラーは
「休みましょう」「見守りましょう」
ばかりと言われます。
でも、それは回復への前提条件なだけ。
スモールステップを把握できて初めて
回復につながります。


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