「エセ田舎弁」が気になる(笑)

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コラム
先日、なんとなくブログを読んでいたら「エセ関西弁が気になる」という記事に出会った。

大阪育ちの人には「真の大阪弁」と「それを真似たもの」を区別することができるらしい。あと、関西弁と大阪弁も違うということなどが書いてあった。

芸能人が「練習して身につけた関西弁」や、一般の人がそれっぽくしゃべる「エセ関西弁」、そしてそのイントネーションが「本物ではない」ことがどうも気になってしまうとのことだった。

関東で生まれ育った私にはわからない感覚なので、読んでいて面白かった。

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…それに対抗するわけではないけど、それを言うなら、私は「エセ田舎弁」が気になるなぁ。

「田舎者」をわかりやすく登場させるときは、語尾に「〜だっぺ」をつければいい…みたいな描かれ方をされることが多いように思う。なんか、その「雑さ」というか、「つければいいんでしょ」感がちょっと嫌だ。

あと、イントネーションがばりばり標準語なのに、語尾だけ「だっぺ」だと”にわか”感が出る。

「〜〜するっぺ」「〜するだっぺ」とか言っているのを見聞きすると、いやいやネイティヴは「すっぺ」だから…とか心のなかでツッコんでしまう。なんか、語感とかリズムとか…そういう微妙な違和感なんだよね(笑)

まあ、でもこういうのは地方によっても独特だから何とも言えないけど。

(祖父母世代は、「だっぺ」だけでなく、標準語からかなりかけ離れた訛りで話す。そして、私も違和感なく聞き取っていたことに、地元を出てから気付いたよ。)

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そういえば、そんな雑な田舎コントをテレビでやっているのを見た祖父母が、「今どき、”んだ、んだ”なんて返事する人いねぇ〜よなぁ〜?」
「んだ!んだ!」
って会話してておもしろかった。




進学や就職で関東に来た人からは、関東の標準語は「コワイ(コワく聞こえる)」っていうのをたまに耳にする。

今の私は完全標準語(東京で6年生活)なので「標準語に慣らしたい」「就活のために標準語を練習したい」そんなご要望にもお応えします。「この表現って怒ってるの?」とか…聞くに聞けない些細な疑問・質問、なんでもどうぞ。ふつうの雑談も歓迎します!





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