相談を聴く人は【言の葉Cafe】

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コンサルタントと話をする機会は割と多いです。

ランチをしながら、お互いの情報を共有して別の視点をとりこむことで、自身のクライアントにも新たなる発想の提案をすることも出来ます。

やはり、私に相談に来る段階で、かなり自分で悩んで迷って苦しんできています。


自分の視界だけでは、視えなかったものが、
他人の、まったく別の視点を加えて発想することで
案外近くに解決の糸口があったりします。


なので、コンサルタント業、相談業の方は是非、
固定概念や常識などに囚われずに
柔らかい頭を持って居てほしいと願います。

願いますが、やはりコンサルタントも人間。

知らず知らずのうちに自分の固定概念に縛られていたりします。

「こんなことで悩んでいる人がいます」

と、話を振ろうものなら
いつもの調子で「こうすれば解決しません?」と
すごく正論で責めてきます。


うわ・・・これが圧力か・・・と僕は思います。


そうやって「解決」することだけが全てなのでしょうか?
その方法は、いままでに聞いたことのない新技術なのでしょうか?
そんなことはありません。

「こうすれば解決する」なんて、正直コンサルタントの傲りだと思います。
「こうすれば」の、こうすればが出来ないで相談に来ている人もいるのです。

「そんな事、言ってないじゃん」
うん、言ってない。

言えない人もいるの。

全ての数字を出し、全ての条件を出し、その上で「はい、この問題を解いてください」とはいかないのが人なのだと思っています。

起き上がれない人に、起き上がれない理由があるけど、それが分からない人もいます。

企業コンサルタントをしていると、割と「明快な理由」を提示してくれるものですが、それで問題が解決すればいいのか?となると話は変わってくると思います。

「そこまで介入するな?」

いえ、僕はもっと深い、何か本質的なことがあるのでは?と思います。


だから、先ずは聴く。
傾聴する。


傾聴することで本当の問題が顕著になる。
うん、韻を踏んでいる(笑)

僕自身が、こうして人の意見を聴いて、批判的な気持ちを持ってしまう事に対しても目をそらさずに自分自身の気持ちに耳を傾けて、
【人】と向き合える【人】になれるようにする。


それが、僕の視点です。
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