自分を可愛がるってどういう事か

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スピ界隈をはじめとする場所で、自分軸がワードとして上がるようになってしばらく経ちました。

インナーチャイルドを癒す、自己受容、自己愛、自分軸・・・

分かってるようでいて、分からないそのやり方。
(´・ω・`)

今日は、私が個人的に自分にとってはこうだった・・・
っていう経験談?的なのを纏めてみたいと思います。

全ての経験は無駄じゃなかったし、したことを後悔してるとかではないんだけど、自分を埋める?みたいなののやり方が自分には適してなかったかもなー、とは思います。

この12年くらい私が何をやってきたか。

それは、
神社・仏閣巡り
天然石集め
スピ系書籍や知識の読破・収集

これに尽きると思います。
ぶっちゃけちゃうけど、月収は15万に満たないことがほとんど。
その中で↑をしていました。

神社巡りが多くなってきたのは進学で東京に行ってたんだけど、担当の先生が歴史ゲームのメーカー出身で、その人が神扱いされてたからw

クリエイターの卵だった私たちには有名メーカーの出身だとか、関わってるってだけで憧れの存在で、その先生に近づきたかった・・・っていうよりは、
歴史ゲーの関係者いるわ、
周りに城もあるわ、
青春18切符やすくなるわ、
風林火山でブームってるわ
・・・ていう手軽になんか旅行できる環境が揃っていたから、まずは城巡りから始めたんだけど、やってみたら面白かったから調子に乗って寺にも行き始めたらハマったから・・・
それまではお小遣いもなく、やりたくてもやれない環境だったので、仕送りとバイト代が手に入り始めた東京での学生生活では一気に自分の興味ある分野にのめり込んじゃったんですよね。

東京から実家のある愛媛県に帰省する際も、せっかく交通費使うなら・・・
と岡山とか姫路で途中下車したり、丸亀城に行ったり、佐和山城に登ったり・・・

今思うと渋い・・・
と思うんですが、そんな数年間を過ごしてたんです。
善光寺にも行ったし、甲斐善光寺にも行ったし、高尾山は何度も行ってるし、高幡不動の護摩炊きに通う20歳女子でした
(;^_^A

ただ、私、一気にハマって、一気に冷めるところが昔からあって・・・
多分、ホロスコープのネイタル火星&水星が蟹座+ハウス9にコンジャクションで滞在してあるからだと思うんですが、学生が終わったら城熱が冷めました・・・。

その城熱が冷めたあたりで次にハマったのが神社だったんですよね~。天然石は小学生の頃から好きだったので、進学したと同時に自分が欲しい石を少しずつ買い集めるようになりましたし、スピ系の本もどんどん買うようになりました。

そんな自分の欲求に正直に生きてた私ですが、スピ系のセミナーは本当に安い物だけ数件受けただけでハマらなかったのは今から考えてもよかったな、と思います。

あの手の人たちは、本当に言葉巧みに20歳ぴちぴちの私に数万円のセッションを進めてきてて悪いけど頭おかしいな・・・
何で学生で金がないし、今から金が必要っていってる人に数万円の出費を提案してるんだろー・・・あとこの人達、とにかく気持ち悪い。
というか、人の状況を省みず勧めてきて思いやりに欠ける。
信用できない。
と思ってました(;^_^A

そういう不信感があったから&金が別の場所に必要だったからこそのめり込まなかったんですけどね。
ここら辺は就活にものすごく金が要るクリエイター職志望でよかったと思います。なんせポートフォリオを印刷して、発送するだけで1件当たりの出費が1000円は軽く超える就活をしてましたから・・・。

まあ、そんなこんなで神社巡り&天然石&スピ系本の収集にお金を使う12年間でした。
正直、貯金は全くできてなかったです
(;^_^A

簡単に言うと焦ってました。
何時、旅行が普通にできなくなる時代が来るか分からない。
と・・・。

当時の私が読んでいたのは日月神示で、今よりもスピ系知識や経験が乏しいままだったので、311が起こった当初、大建て替えがはじまってしまった・・・と思ったんです。

これから大変なことが沢山起こってくるんじゃないか・・・っていう。

お金も普通には使えなくなるだろうし、経済的な価値観の破綻もいつ起こるか分からない、そんな恐怖心から行きたいところに入っておかないと、読める者は読んでおかないと・・・ってなってたと思います。

その前に少しでもスピ系知識やスキルを上げておきたいとも思ってたかな。
元々陰陽師に憧れてるような子供だったし、生きてる人もそうだけど霊を助けるっていうのがカッコイイって思ってたんで、そういう事が出来る人はカッコイイなって思ってました。

まぁ、そんな諸々の焦りや意図からギリギリ生活が出来るラインでいろんなパワースポットを巡ったり、知識をアップさせてたわけなのです。これで少しでも力が開発できるなら・・・っていうのでパワーストーンも珍しい物でも割安なものを見つけて買ったりもしたかな。

そういう生活が終わり始めたのは、去年に入ってからです。
始めは、ミネラルショーに行って魅力的な石を見てもお金を出してまで欲しいと思わなくなったな・・・て思ったんですよね。
神社も、行きたい神社はこの前行った玉置さんだけを残して、割と行きつくした感があり・・・・・・

ついでに、なんとなくそろそろ国外との行き来が出来るんじゃないか、という傾向が見え始めたのが去年の春。
元々、コロナが落ち着いたら海外に長期滞在したいと考えてたのもあって、海外に行くためのお金を貯めたいと思ったんです。

おととしの冬にココナラを一時期休んでいて売り上げが落ちていたこともあって、リゾートバイトをすることにしました。占いやスピリチュアルにかかわる仕事は好きですし、自分にはない色々な人の体験や世界観を知れるのはこの仕事ならではです。

ただ、コレだけでお金を稼ごうとするのは軌道に乗ってないときは結構シンドイんですよね
(;^_^A

リゾバは仕事さえきちんとしておけば、フルタイムでは入れれば月20万近くのお金が入ってくるし、食事も済む場所も用意されるところが沢山あります。それまでよりお金が沢山入ってくるし、出かけなくても私のいた場所は”高野山”と”宮島”でしたので・・・神社に参拝するための旅行をする必要もなくなりました。

毎月それなりの額を貯金に回しても、割と余裕が出てきます。
そうなると私が次にしたのは、持ち物にお金をかける事でした。

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ヴィヴィアンウエストウッドが好きなブランドなんですが、↑みたいな状態だったので私は服や持ち物にはあまりお金をかけてこなかったんです。唯一アクセサリーだけは、それなりにお金がかかってるけど高くて2万くらいまで。

服はいっつもユニクロかしまむら。
外食もせいぜい1500円出せばリッチな方。
唯一、カナダに行った時期だけはあまりに寒いかったので135カナダドル出して、雪国仕様のジャケットを購入したことがありますが、そんなのはレア中のレアです。

高野山の仕事が満了になった自分へのご褒美に初めて自分で店舗に行ってブランドの財布を手に入れました。(とはいっても2万くらいなんだけど)
お金が潤沢にある時じゃないと、新品のブランド品なんて買えないしね。

それからは、決してべらぼうに高いわけじゃないけど、キーケースやバッグ、服も今までより単価が高いものを買うようにしています。
後、私の場合ブランドだったらいいとかそういうタイプじゃなくて、どんなものもそうなんだけど、色も、テクスチャも、触り心地も、デザインもすべての部分で自分にとって8割方好みと一致していないとどんなに高くても使わなくなるので、コレかっけー!ってなるものを地道に探して手に入れるようにしています。なんだったら値段もこのくらいのがシックリくるっていう自分にとってのツボを全て押さえていける商品を探し続けて手に入れるって感じ。

自分の我儘を100%把握して叶えてあげられるのは自分だけですからね、そのためのお金や時間を惜しまないようにしようと今は思ってます。

風水の観点から言うと、赤いお財布ってあまりいいって言われないし、お札を折るなんてって前なら思ってたんですが、内側が赤色だなんてルブタンのハイヒールみたいでカッコイイ!ってなってほれ込んで買ったミニ財布なので全く後悔してません。

なんなら経済状態は前より断然良くなりました。

外食も食べてみたいって思ったモノは、3000円くらいまでならトライしてみたりしてました。

ここでタイトルに繋がってくるんだけど、私が私を可愛がり、愛するという事はどういう事かっていう。

何のために私は神社やパワースポットを回っていたか。
パワーストーンが欲しかったか。

その根源は何なのか。

それは、安心だったと思います。

お金もたくさんほしいし、スピの技術も欲しい、知識も欲しい、神様の加護も欲しい。
でも、なぜそれが欲しいか。
それは、安心したいから・・・。
安心できることは、私にとっては愛されてると感じる事なんです。

じゃあ、私にとって安心出来る事とは何か・・・

ここら辺を内観できるようになったのはホロスコープを読めるようになってきたことが大いに影響してるんだけど、
私、ハウス2っていうお金、収入源、生まれ持ったスキル、体を示すエリアに土星が入ってるんですよね。
土星って責任とか、苦手意識っていうどちらかというとネガティブな意味合いと同時に成熟っていう意味合いもあって、苦手だけど向き合わなきゃいけなくなるし、成熟すれば強みになる部分でもあるんです。

そんな土星が経済状況を示すエリアに入って、潜在意識や内面を表す双子座の月にオポジション・・・。強迫観念にも似たところからくる好奇心でもって突き進み続けてきたんですが、行きたい場所に行きつくし、欲しいものを得つくして双子座の月が満杯になったのか・・・

もういいんじゃね・・・?
そんなに自分に圧をかけんでも・・・もっと楽に生きても。
なんかあったら家族のことは私が守らないとって思わなくってもいいんじゃないんか・・・?

そう思うようになったんです。
月星座で生きると不安が強くなる、って言われることもあるみたいなんだけど20代から今までは本当に月星座で生きてたと思います。

その月に土星がずっと圧力をかけ続けてくるわけだから、これでもかこれでもかってやっても不安と満足のイタチごっこでした。

でも、土星も、天王星も、海王星も、バーテクスさえもハウス2にあってここは私はしっかりやらなきゃいけない場所なんだ、この不安の正体にきっちり向き合わなくてはならないんだと腹をくくって内観を進めていったら出てきたのが、本当は安心したかったという本音。

そんな私の太陽星座は蟹座ハウス8なわけですが・・・

愛されてると感じるのはどんな時か、
と掘り下げた時に出たのが安心できてるときだと思ったのです。そして、今一番どうしたら安心できるのかと自分に問いかけた時、

それは
下せるお金が口座にあること。
月々の支払に悩まないで、さっさと済ませる事。
親や友達と出かけた時に奢ってもらわないで済むこと。

コレが私の安心できることだ、と思ったんですよね。
今まで私は経済状態でずっと親から心配されてきました。
今も心配はされてるけど、前は心配されてもお金が無さ過ぎて強く言い返せなかったり、買い物に一緒に出掛けて私が何か買うとすぐに指摘されたり・・・
惨めな気分を味わうことが多かったのです。

祖母も母もフルタイムで働いてきて、なおかつお堅い場所で働いてるので経済状況もよくて私はお金がなくて奢ってもらう事の方が多い。

普通なら喜ぶのかもしれませんが、私にとっては親や祖母からお金の心配をされるのは自分を認めてもらっていないような気がして惨めな事でした。

その私が一番喜べるのは何かをもらったりすることじゃなく、自分にもお金をかけるし、大好きな人達にもお金をかけられる状態になること。
それでもお金が余っていること。
そしてお金を使う事を心配されない事。

そう気づいたんですよね。
気づいてからはやたらめったら神社にはいかなくなりましたし、なんというかお金の使い方自体が変わってきました。

給料が出たり、臨時収入があったらまずは固定費を真っ先に払って貯蓄口座にいくらか回し、その上で投資に決まった額を積み立てて、余った部分で遊ぶ、買う。

そういうマイルールを作りました。(オッそいけどね!)
そしたら、お金はもちろん余るようになりますし、支払いが終わってる中でやりくりしてるので余裕を感じています。
この余裕こそが安心を感じるカギだったんです。

今まではせいぜい1着3000円ですんでいた服も本当はもっと良いものを着たかったんだな、って思いました。
バッグも数千円の物を何個も持っては買ったり、捨てたりをしてたけどそういうジャンキーな使い方はもうやめたいな、って。

自分に自信が持てるものを持ちたい。
コレだけお金を使えたんだ、使えるんだっていう自負?を感じれるものを持ったり、着たりしたい。
だってそれをすることが出来たっていう事実に私の場合は安心するから。

人によってこの”安心”の感じるポイントとか”愛されてる”と感じるポイントは違うと思いますが、それこそが私たちが一生懸命頑張ってる目的なんじゃないか、って思うんですよね。

私はそれを見つけるのに10年以上かかりました。
がむしゃらに走り続けてきて、知識をつけてきたからこそたどり着いた答えです。見つけられたし、今まで頑張ってきたことには後悔してません。
だけど、皆が私が苦しんだ長いトンネルを抜けなくていいと思ってます。

だから、私の経験談をこうやって書いてみました。

昨日から冥王星が水瓶座に入ったことですし、これからいろんな人が自分が今まで後回しにしていた自分の心の奥底に封印した気持ちに向き合っていかなきゃならなくなると思うんですが、今一度自分が何のために本当は一生懸命になってるのか、向き合ってみるといいかもしれません。
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