幸せとは、求めれば求めるほど遠ざかって行くものなのかもしれない。
今、幸せかということを考えるとき、自然と他人との比較になってきて、それがその人のマインドに悪影響を及ぼしてくる。
人間は他人と比較することで自らの行動パターンを決定する傾向があるからだ。
他人と比較することは本当にすべての不幸の元である。
人間はひとりひとり全然違うものだ。
同じものを見ても、同じ音楽を聴いても、人によってその印象は全然違うものになる。
だから、人によって感性はまったく違うと言える。
それを比較して優劣を付けるものでもない。
自らのオリジナリティを発揮して、活き活きと輝いている人はきっと幸せであろうと思う。
恋人との楽しい時間を楽しんでいる人も幸せだろうし、趣味に没頭できている人も、何かに打ち込んでいる人も、またひとりの時間を悠々自適に過ごしている人も、みな幸せであろう。
要するに幸せとは人それぞれ、ということだ。
百人いたら百通りの幸せがある。
それを比較するのは本当に意味の無いことだ。
あいつより私の方が幸せ、私よりあの人の方が幸せ、などと考えていったらキリのない話になる。
幸せの要素は数限りなくある。
それを単純に比較はできないはずだ。
だから、人と比べるのは辞めよう。
あなたにはあなたの幸せがあり、それは誰とも違うものだ。
それを他人と比べて、喜んだり、悲しんだり、アホらしいでしょ?
せっかくの幸せが逃げて行くよ。
今ある幸せをじっくり味わって、よく噛み締めることだ。
幸せは自分の心の中にある。
それを大切に、しっかりと抱き締めてくださいね。