フィラリア症の予防薬の種類と愛犬に合った予防薬の選び方

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コラム

こんばんはnanairaです☺


今回のテーマはフィラリア症の予防薬の選び方です。
毎年春から秋頃にかけて投薬を推奨されているフィラリア症の予防薬ですが、実はいろんなタイプのお薬があると知っていますか?
病院によっては限られた種類のものしか置いていないこともありますが、愛犬に合った予防薬を見つけて無理なく投薬を続けられるようにしましょう♪



予防薬の種類とメリット・デメリット


フィラリア症の予防薬にはいくつか種類があります。
それぞれにメリットやデメリットがあるので合わせてみていきましょう。 


注射タイプ 

1回の注射で約1年間効果があります。
最大のメリットは毎月の投薬が必要ないことです。
お薬を飲ませるのが大変な子や、忙しくてついつい予防を忘れてしまう方におすすめです。

また年間を通して予防できるため、動物病院が混雑する春に接種しに行く必要がなく、ストレスが少ないのも大きなポイントです!

デメリットは成長途中で体重に変化のある子犬には接種できないこと、また痛みに敏感な子は注射を嫌がることがあること、1年分の予防をまとめてすることになるため、1度に支払う金額が大きくなることです。



スポットタイプ

春先から冬の初めまで、通常フィラリア予防が必要とされている期間に毎月1回首の後ろなどに滴下します。

メリットはお薬を飲むのが苦手な子でも背中に液体を垂らすだけなので簡単に予防できることです。
また、一緒にノミダニ予防ができる製品もあるため 毎月の予防が簡単に済ませられるのもポイントです。 

デメリットは液体を垂らした部分が少しベタついてしまうということや、製品によっては滴下から1.2日間は液体を垂らした箇所を濡らしてはいけないため、雨の日のお散歩やシャンプーのタイミングに注意が必要です。 



錠剤タイプ

春先から冬の初めまで、通常フィラリア予防が必要とされている期間に毎月1回投薬します。
最大のメリットは他のどのタイプよりも価格が安いことです。
体重が重くなればなるほどその差は大きくなります。

 デメリットは錠剤のため飼い主さんがうまく飲ませられなかったり、飲ませたと思っても吐き出してしまって効果が得られない可能性があることです。
毎月投薬が必要なことを考えると、錠剤を飲むのが苦手な子には向いていないかもしれません。 



チュアブルタイプ 

春先から冬の初めまで、通常フィラリア予防が必要とされている期間に毎月1回投薬します。 
メリットは犬が好む味や匂いで作られているため、おやつ感覚で自ら食べてくれる子が多いということです。
こちらも一緒にノミダニ予防ができる製品もあるため、毎月の予防が簡単に済ませられるのもポイントです。

デメリットは自ら食べてくれなかった場合には錠剤と同じように飼い主さんによる投薬が必要になること。
また、錠剤タイプに比べるとややコストもかかります。 



動物病院で販売されている予防薬であれば、基本的にどのタイプを選んでも効果に差はないといわれています。

それぞれの予防薬にメリット・デメリットがあるので、愛犬の性格や経済面、投薬の楽さなどを総合的に考えて、お互いがストレスなく予防を続けられるようにしていきましょう!




最後までお読みいただきありがとうございました!


nanaira





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