会社や地域の周年記念イベントを任されて、何をすれば良いのかわからずに困っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、周年イベントを開催予定の方に向けて、企画のアイデア事例や成功させるためのポイントなどについて解説します。
目次
周年イベントとは
周年記念イベントとは、企業や団体が事業の節目や継続を祝って行う行事のことです。開催規模が大きくなる大企業は、社内向け・社外向けと目的を分けてイベント開催することも多くあります。
しかし、中小企業などであれば社内・社外のどちらにも向けて、まとめて行われることも珍しくはありません。また、周年記念イベントをいつ行うかは企業や団体によって異なります。
開催時期や目的に応じて自社のオリジナリティを打ち出せば、企業価値を高める良い機会にもなるでしょう。
周年イベントを企画する目的とは
周年記念イベントを企画する目的は、以下のとおりでさまざまなものがあります。
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- 自社の社員の結束力や意識を高める
- 取引先への感謝、さらなる絆を深める
- 社内・社外への商品のアピールの場とする
- 未来に向けて経営のビジョンを示す
- 社員を慰労する
- 社員の家族も招き、親睦を深める
- 部署や世代間を越えたコミュニケーションの場とする
自社の目的や規模に合った周年記念イベントを企画することが、狙いを達成する大きなポイントとなるでしょう。
周年記念イベントの企画アイデア事例15選
では、周年記念イベントの企画アイデア事例を詳しくご紹介いたします。ひとつの企画を大々的に行う、複数の企画を混ぜ合わせて行うなど、自社の開催目的や規模に応じてご参考ください。
周年記念パーティー
創立記念のイベントとして、大々的に行う企業が多いのが周年記念パーティーです。ホテル、イベントスペース、船上など、規模に応じた会場を選ぶことで自社のオリジナリティを反映しやすくなるでしょう。
自社の社員や取引先など、招待客へ日々の感謝を伝えられます。今後の経営のビジョンを共有し、さらなる親睦を深める効果も期待できるでしょう。
社内史を振り返るスライド
世代交代のときを迎えている企業であれば、社内史を振り返るスライドも周年記念イベントとして意義があるでしょう。創立メンバーでもない限りは、自社の成り立ちや苦労話などは想像もできないものです。
新しい世代へバトンを確実に渡すためには、想いの引き継ぎも大切。普段は交流のない世代の社員や部署同士の良いコミュニケーションの場ともなるでしょう。
記念樹を植える
周年記念イベントのアイデアには記念樹の植栽もおすすめです。木の選び方は、花言葉や木に込められた縁起などにあやかる、自社が継続している年数と同じ樹齢の木にするなどさまざまな方法があります。
記念樹を植える場所は企業敷地内の外構だけにとどまりません。ロビーやオフィスなど、建物内の空間を利用して、働く環境のグリーン化と兼ねるのも良いでしょう。
社員食堂の周年記念メニュー作成&試食会
就活生から企業の価値を測るポイントとしても注目されている社員食堂。社員の健康やモチベーションアップ、社員食堂が憩いの場になることを願って、周年記念メニューを作成するのも周年記念イベントのアイデアです。
無料試食会を開けば、自社の社員にリフレッシュしてもらえます。新たなコミュニケーションが期待できるとともに、採用力アップの効果もあるでしょう。
限定ショップをオープン!
食品や飲食関係の業務であれば、限定ショップを周年記念イベントとするのも注目を集めやすくおすすめです。新商品のお披露目や限定メニューを販売することで、企業の認知度を高めたり商品の宣伝をしたりすることができます。
取引先や顧客にはドリンクチケットなどを付けて招待状を送付すれば、立ち寄ってもらいやすくなるでしょう。
夏祭り
周年記念イベントを行う季節が夏なら、夏祭りを企画するのも良いでしょう。たこ焼きやかき氷、アルコールなどの屋台販売を行う、タレントやパフォーマーなどゲストを呼んでライブを開催する、ビンゴ大会をするなど、若手社員でもアイデアを出しやすいイベントです。
社長のスピーチをはさんだり、自社のヒストリーパネルを設置したりすれば、企業理念や歴史にも興味・関心を世代問わず寄せてもらいやすくなるでしょう。
周年記念旅行
社員数がそれほど多くない企業なら、周年記念旅行を催すのもおすすめです。国内外問わず、アンケートを取りながら、人気の観光地を検討していくのはどうでしょうか。
美味しいものを食べ、上質な宿泊施設でゆっくりと身体を休めれば、社員に日々の感謝を伝えられるとともに、利益を還元することができます。いつもと違う時間を過ごすことで、社員同士のチームワークも深められるでしょう。
福利厚生を増やす
発展途上中の企業の周年記念イベントなら、福利厚生の充実をはかるのも良いでしょう。トレーニングジムに格安で通えるようにする、社内に置く宅食を導入する、特別休暇を設けるなど、さまざまな福利厚生を検討していきましょう。
福利厚生の充実は自社の記念になるだけでなく、生産性や信頼の向上、離職率の低下、人材が集まりやすくなるなどたくさんの効果を得られます。
周年記念品作成コンテスト
周年記念品の作成コンテストを社内で行うのもおすすめです。お酒やワインなどを仕入れてラベルに印刷する商品名のみを募る、新商品開発と組み合わせるなど、事業に合わせてさまざまなアイデアが考えられます。
また、社内コンテストの開催により、社員の新たな一面や能力を発掘する機会としても役立つでしょう。
新商品の発表
周年記念イベントにからめて、新製品の発表を行う企業はたくさんあります。プレスリリース時の話題性も高められるため、取引先や顧客にもより強く印象付けることができるでしょう。
同時に懸賞や景品をつけるなどのキャンペーンを同時開催すれば、注目度も上がるとともに新規顧客の獲得も期待できます。
廃盤品の再販
継続年数の長い企業では、廃盤品の再販もしくはリニューアル販売なども周年記念のアイデアとなるでしょう。廃盤となって年月が経過することで、昔を振り返り、もう一度あの商品を手に取りたいと願う顧客は多いものです。
どの商品に再びスポットライトを当てるかは、公式サイトやSNSを活用してオンライン投票してもらえば注目度もアップするでしょう。
ファンブック作成
周年記念の特別ファンブックを作成・販売すれば、イベントの目的を達成するとともに自社に新たな売り上げをもたらせることもできます。
商品購入の割引券や付録などのプレミアをつければ、話題性を呼ぶとともに、新たなファン層の獲得・拡大にもつながるでしょう。
人気商品ランキングを一般投票で発表
取り扱う商品数が多い企業であれば、人気商品ランキングを一般投票で結果発表するのもよいでしょう。ネットで投票を募り、投票してくれた人には周年記念壁紙やLINEスタンプなどダウンロードできるものをプレゼントするのもおすすめです。
人気商品ランキングの投票は、ユーザーへの商品購入の指標となるだけでなく、商品PRや売上アップにもつながります。
社内運動会
20代、30代など若い世代の社員が多い企業なら、周年記念イベントに社内運動会を開催するのもひとつのアイデアです。定番の競技やオリジナル競技など、運動が苦手な人から得意な人まで全員が参加できる競技を検討します。
チームごとに仮装をする、お揃いのTシャツを作成する、美味しいケータリングを依頼する、勝利チームには魅力的な賞品を贈呈するなどすれば、社員同士の一体感をより強められるイベントになるでしょう。
ペンやTシャツなどのノベルティ制作
実用性のあるノベルティを周年記念として制作するのもアイデアです。ボールペンやメモ帳、タオルなど、汎用性の高いアイテムを選び、自社らしさをデザインに取り込んでいきましょう。
社員へ配布すれば、エンゲージメントも高められます。取引先にも手渡すことで、日々お世話になっている感謝を伝えられるでしょう。
周年イベントを成功させるには?6つのポイント
自社の目的や規模にあったイベントを開催するとともに、以下の6つのポイントを意識することが周年記念イベントの成功をより確実なものとします。
社内への周知|必要ならチラシ作成も
一部の社員だけが盛り上がっている周年記念イベントを開催しても、企業としての一体感を強めることはできないでしょう。まずは、周年記念イベントの開催や目的を全社員へ周知することが大切です。
必要であるならチラシ作成も行いましょう。社員へ配る、オフィス内の壁に貼り付ける、招待するなら取引先にも手渡すなど広く周知していくことで、周年記念イベントへの士気を高められます。
慕われる人材を主要メンバーに
周年記念イベントの企画、実行者は社内でも慕われる人材を選出しましょう。周囲から一目置かれる人材を主要メンバーにすることで、周年記念イベントに対する注目度や協力体制が自然と強化されていきます。
さらに主要メンバーが周囲の話に耳を傾けられる人物であれば、より良いアイデアも集まりやすくなり、人材育成の面でも効果的となるでしょう。
社員全員が楽しみにできるイベントにする
周年記念イベントが開催できるのは、社員全員の日頃の尽力のおかげです。一部の社員だけが楽しめる周年記念イベントになってしまっては、開催する意味がありません。
とくに、幅広い世代の社員が集まっている会社なら、全員が楽しみにできるイベントを選びましょう。
ざっくりとした進捗状況を社内に都度報告
周年記念イベントの企画の進捗状況は、選出した主要メンバーから全社員に向けて都度報告してもらうようにしましょう。企画に携わる社員だけしか進捗具合を知らないようでは、携わっていない社員との温度差が広がるばかりとなってしまいます。
何をしているのか都度報告することで、企画に携わっていない人も社員一丸となって周年記念イベントに取り組めるようになります。
当日は係などを詳しく決めておく
周年記念イベント当日は、全社員で役割分担するなど、係を詳しく決めておくようにするのがおすすめです。中心になっている社員ばかりが忙しい一方で、何をしていいかわからない社員もいるとなると後者のモチベーションが下がってしまいます。
綿密な係決めを行い、スケジュール進行を共有することで、周年記念イベントの達成感を全社員で味わえるようにしておきましょう。
イベント結果を社内報にのせる
周年記念イベントの結果を社内報に載せるなど記録に残しておくことも、周年記念イベントを成功させるポイントのひとつです。
周年記念イベントを社内報にまとめる広報係も作っておきましょう。良かった点、今後の課題となる点を載せることで、将来的に開催される周年記念イベントの参考となるはずです。
ココナラのイベント企画が人気の理由
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頼みたいことだけを頼める
ココナラのイベント企画が人気の理由のひとつに、頼みたいことだけを注文できる点が挙げられます。イベント企画会社への依頼も候補となるでしょうが、費用が高すぎて予算が足りない企業も多いのではないでしょうか。
ココナラでは、アイデアだけ欲しい、チラシだけ作成してもらいたいなど、必要なものだけ依頼できるから、予算に合わせたサポートが実現します。
ジャンルに特化した専門家が集結している
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クーポン使用でお得に依頼できる
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周年記念イベントの企画を任されたけれど、専門的な会社にサポートを依頼するには予算が厳しいと感じる担当者はぜひココナラを検討してみてください。
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