脳の3つの基本プログラムについて

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こんにちは!生活習慣改善&オンライントレーナーの須田雅人です。
今回のアウトプットは「脳の3つの基本プログラムについて」です。
脳には3つのプログラムがあります。

脳の3つの基本プログラム

①空白の原則
②焦点化の原則
③快・痛みの原則

①空白の原則
脳は分からない状態を嫌います。そして、その状態を解決するために、顕在意識だけでなく潜在意識までも動員して解決しようとします。
これは我々がどんな問題意識を持つかで得られる情報、結果が変わるとういうこと。つまり、良い結果、望む結果を手にするには、いかに自分自身に良い質問を投げかけられるかだと私は考えます。
「どうして私はできないのだろう?」と質問、思考するよりも「どうしたらできるだろうか?もしできるとしたらどんな方法があるだろうか?」と問いかけることで良いアイデアが出てくるはずです。
「私にはできない」とすぐに仰る方がいます。その通りでしょう!できないと考えることでできない理由、答えを探すからです。結果としてできない現実をもたらします。
私は今も自分自身にマイナスな質問をしてしまうときがあります。その時には、結果としてマイナスな感情となり、消極的になってしまいます。
これは思考の癖で徐々に改善される(思考習慣改善は6か月かかると言われている。だからコーチングは長期的に続けるべきなのだろう)ので、気づいたら質問を変えることを繰り返していきたいところですね。
②焦点化の原則
こちらはいわゆる「選択と集中」のことだと解釈しています。
脳は複数のことを同時にできないひと昔前のPCと一緒。マルチタスクでもうまくいく人はいますが、私も含め多くの方がシングルタスクで1点集中で取り組んだ方が良い成果が出せると思います。
一つのことに絞ることで集中力を発揮し、専門力を高め能力を最大化し突き抜けることができる。
私の過去の経験でもそのことがハッキリと現れています。私は小学校の頃はずっとサッカーに熱中していましたので、愛知県選抜に選ばれたり、チームの中心となって活躍することができました。
大学受験ではサッカー部を引退し、勉強にのみ集中することで国立大学に合格することもできました。
人間の原理原則に則り、目標を定め1点集中で取り組むことが大事ですね。
③快・痛みの法則
脳は「快」を得られる思考・行動をとるときと「痛み」を避ける思考・行動をとるときに最大限に働きます。
希望する成果が得られ、多額の報酬を手に入れ喜びに満ち溢れた「快」を求めるために仕事を頑張る。合コンで年収で見下されないように、惨めな思いをする「痛み」を避けるために仕事を頑張る。
仕事に遅刻して評価が落ち昇進できない「痛み」を避けるために必ず早起きをする。6時から意識高い系で読書をしたいけど、布団の中の方が心地よい「快」のために二度寝する。
すべて人間の行動は「快・不快」で引き起こされているのかもしれませんね。
全ての法則に通じることとして、人間は「安心・安全」を求めているということです。
分からない状況が怖いから情報を探し(空白を埋める)、複雑よりもシンプルな方がコントロールしやすく(焦点化)するのです。
この法則を知るだけでも、自分自身の行動や思考のコントロール方法や理由が分かっていき、より自分自身をコントロールすることに繋がります。
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