愛染星

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 こんな星があるとは、淵海子平でも七政四余でも読んだことはなかったが、確かに現実社会でよくみかける。自分の惚れた相手を口説き落とすあるいは誘い落とし、ともに生活し、よそを受け付けない愛を与え又感じながら生活する。という猛烈な愛の星である。副星であるから、主星に放浪星があると家庭生活は長く続かない。しかし老年になっても愛の狩りは続く。
 恋愛相性とは別に、この女性と付き合っている間は浮気が不能になる。この女性と不倫していると、妻と疎遠になる。もし奥さんや旦那にこの星があれば、ある意味恋愛でよそ見しなくてよいわけで安定した愛情生活が送れるから安心していい。つまり吉星である。この吉祥を破壊するのは放浪星だけである。稀な組み合わせになる。離婚星などで一度離婚しても二度目は教訓とするために二度目は逃がさない。つまりどこまでもわがままな放浪星だけが、次次に見つける愛の吉祥を破壊し続ける。つまりこの星があるなら、放浪星がない限り結婚して愛を感じあう関係になるということだ。
 決して蛇女とかスパイダーマン(クモ男)ではない。恐喝強制捕獲ではない底はかもない魅力である。女性がこの星を使って男性を射止めるときは、目の輝き、瞼の動き、皮膚のつや、体全体のくねりなどあらゆる面で魅力を見せてくる。言葉遣いも年を取るほどやばくなる。まあ顔が猪八戒でも誘われたらうまそうとついていく誘惑に勝てないだろう。
 男性の例も探すが、スターには少ない。つまり生活を優先、妻だけいればいいという性質のため、人気星のように魅力をふりまかない。風俗店も嫌うか行かない。美人妻やあげまん妻、逆玉の男性もいるし、平凡に妻と一緒の床屋や料理屋をしている個人事業主も多い。その男の魅力を見つけたのは奥さんだけだろうな・・・とあきらめるがよい。が、その行動を見ているとなるほどと感心する行動が多い。
 もちろん夜な夜なナインハーフしたり、愛の嵐したり、団六卍のように特別なプレーしているわけではない、セロリにマヨネーズつけても愛を感じているだけだ。感じない奴はトリフにキャビア乗せてアーンしてもらっても、「ママ見たい」とか感謝しない。また変態プレーは変態星の裏の凶星をあたってほしい。
 身分制度社会で奴隷と結婚していい気分とか、殺し合いの戦争時代に敵方のプリ子ちゃんと結婚していい気分とか、なう銭社会でくそ貧乏生活いい気分とか、時代を超えて愛で満たされるという素晴らしい愛の星。この敵は己の中のわがままだけ。この星を愛染明王にちなんで愛染星と名付けたが、この星を持つ人はほぼ狙いを外さないために相談が少ないし、結婚後は全く談がなくなる。人間の本質に迫る欲望のほかに、経済的問題も、不和も占いに相談が来ないのは、確率的にはかなり這い上がるばねになっている、またそれらの人を見ていると幸運もついてくる。幸運とは周りの人たちが持ってきてくれる。愛し合い助け合うどん底の二人を、嫉妬と無関心で突き落とす人が居るかどうかという社会。どうやら本物の愛は人を幸せにするらしい。
 写真は蓼科高原の白樺の高原だが、さむいわさびしいわの景色だ。でも愛があればこれでもあったかい楽園になってしまう。愛染の夫婦には人里離れたところで出会うことが多い。
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