自分が本当に得意なことって?“資格やスキル”といった物差しでは、測れないもの。

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コラム
世の中、求められることがどんどん多く、ま
た複雑・高度になってきているなぁ、と感じ
ます。

ITに関することなんて、基礎知識と思われて
いるレベルが年々上がり、ブランクができる
と戻すのが一気に大変になりますし、着いて
行くだけでも膨大なエネルギーを必要としま
すよね…。

他にも、経済的な知識や語学なども全部持ち
合わせた人でないと、はじかれていくんじゃ
ないか…という不安を覚えます。

でも、普遍的に求められていること、また特
にこういう時代だからこそより強く、水面下
で求められていることは、そういう物差しで
は測れないんじゃないかな、と感じています。

HSP(繊細さん)気質の私は、自己肯定感低
めで、自分を低く見積もりがちで。自分には、
印籠のように使える資格もないし、繊細で体
調を崩しやすく、転職が多かったこともあり、
特別なスキルもない…と時々深く沈んでしま
います苦笑。

そんな私ですが、自分が本当に得意なことは
…?と本気で考えた時に、これだ!と思った
のは、共感力とユーモアを生かし、

“気持ちを受け止めて、相手を元気にできる”
というものでした。

私と話すと、否定されずに受け容れてもらえ
た、という安心感と、自分はこのままでいい
んだ、それにきっと、これからもっと良くな
っていける!という希望や勇気が得られます
!、と言い切れるなと思いました。

カウンセラーさんから、向いているよ、と誘
われたこともありますが、どうもピンとこな
くて。

何故かなぁと思っていたんですが、最近分か
ったような気がします。

カウンセラーなどの心理職では、冷静な治療
を行うために、領域の境界線をしっかりと引
きますよね。距離を取りますし、医療色、専
門色も濃くなります。

自分が得意とすることは、“エネルギーの交換”
で、それは一方通行でなく、双方向に働くも
のだなと気づきました。

相手の領域にそっとお邪魔して、感受性を生
かし強く共感することで、自分も喜びを得る
のが、何より楽しいんだな、と気づきました。

カウンセリングで相手の気持ちに入り込んで
しまうと、適切な治療ができなくなりますし、
自分自身も消耗しきってしまいます。

解決に向けて方法を示すとか、アドバイスす
るという方向は、自分には向いていない。共
鳴することで得られる、喜びや達成感を得た
い私は、相手と一緒に作り上げるサービスを
提供したいな、と思ったのでした。

今後、精神医療について大学院などで学びた
いとも思っていますが、その技術そのものを
サービスとして提供するというよりは、“単に
そういうバックグラウンドを持った人”“そう
いう知識を持った人”として、他のものと組み
合わせたサービスを、提供していきたいと思
っています。

自分の創造性については、まさに今育ててい
る最中ですが、自分の強みである“傾聴とエン
パワメント”に混ぜ合わせて、生かしていきた
いなぁ、と思っています。


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