気づきのマーケティング講座のテーマは、この三つです。
・顧客を主語にした顧客満足の実践(仕事を変える気づき)
・自分の心に対処するライフスキル(自分を変える気づき)
・なりたい自分になるための処方箋(強みと能力の向上)
このテーマを実践する上で欠かせないのが、顧客体験コミュニティです。
仕事を変える気づきと自分を変える気づきを積み上げながら、目指すものは何か?
それは「なりたい自分の姿」です。自分なりの思いと自分の出来る方法で、世の中に価値を生み出せば誰かのために生きることが出来ます。「なりたい姿」=「なるべき姿」です。
そのために創り上げたいのが、「なりたい自分になるための処方箋」です。
「自分の長所を生かして一生懸命働く」
これが「なりたい自分の姿」になるための具体的方法です。
自分の長所を整理してオリジナルブランドとして組み立ててください。そして「強み」を生かす方法や場所(ステージ)を決めて、そのブランドを表現していきます。
「自分の長所を整理して、生かす方法や場所を決めて、誰かの役に立つ」
これが、「なりたい自分になるための処方箋」です。
なりたい自分を探している時、「誰々のように…」と思うことがあります。
それは憧れの姿であったり、現実からの「ないものねだり」であったりします。
目指す人がいるのは悪いことではありません。 でも「誰々のように…」と対象にする「誰々」は、その人の今の姿です。その人の「今」は、その人の歴史が作ったものです。あなたとは明らかに「歴史」が違うのです。その人の性格や考え方、価値観はその人の過去からの産物です。過去の出来事から出来上がったものです。
出来上がった考え方や価値観を真似してもその人にはなれません。 またその人と同じような出来事がこの先起きるとはいえません。
ではどうしたらいいのでしょうか?
自分なりの価値観や優れた部分、強みでなりたい自分になることです。
自分以外の誰かになろうとしないことです。
自分と他人は明らかに違います。「なぜ違うのか」と自分を責めても違うものは違うのです。でも自分なりの考え方で、自分なりの出来る方法で世の中に価値を生み出せば、誰かのために生きることができます。その時、あなたが憧れた「その人」にあなたもなることができます。
言ってみれば、これが「なりたい自分の姿」です。
そして「なるべき自分の姿」です。
表面的には、憧れた「自分以外の誰か」とは違います。しかし、根底に流れているものは全く同じです。 今度は、あなたのようになりたいと思う人が出てきますから。
自分以外の誰かになろうとしない 。
分かっていても、ついつい自分と他人を比較して自分を責めてしまいます。
そのためにも自分独自のなりたい姿を見つけて下さい。
「自分の長所を整理してブランド化し、生かす方法や場所(ステージ)を決めてそのブランドを表現し誰かのために働く」
これが、「なりたい自分になるための処方箋」です。
そして…
自分に素直になり、やりたいことを伸ばし、やっていく。
今を一生懸命生き、自分の人生を自分でより良くしていくことはいくらでもできる。そしてそれが誰かのためになり、ビジネスとして、仕事として、成立するかもしれない。これからの時代は、そうやって社会がうまく回っていく。
デコボコ人間でいい。 バランスの悪い人間でいい。
完璧な人間なんて1人もいないし、だからこそ人は社会の中で助け合う必要があるのだと思う。「助け合い」は、助けたり、助けられたりすることだ。助けるばかりじゃないし、いつも助けられてるわけじゃない。
立ちたくても立てない人もいる。何が何でも全部「自分で」自分のことをすることだけが自立じゃない。できないなら誰かに「お願い」したらいい。
世に中にはできる人とできない人がいる。ふぞろいであることを利点にして補い合っていけばいい。人は誰しも完璧な存在ではなく、完成形を目指すためにうまれてきたわけじゃない。
だから出来なかったら頼ればいい。そのために、世の中には自分以外の人や物が存在している。それぐらい図太く考えたら世の中生きやすい。