「最悪なケース」を想定して、モチベーションを上げる方法もある

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昨日、ようやく映画「天気の子」を見たむらいちです。

新海誠監督の作品は「秒速5センチメートル」と「君の名は」を観ていますが、1番天気の子が好きです。

雨の描写がキレイですし、世界観が現代にマッチしている。
近未来的な要素、恋愛要素もあるので見ごたえがある。仲間が多いのも良いですね!

「君の名は」が面白いと思った方におすすめできる内容でした!


今回のテーマは「「最悪なケース」を想定して、モチベーションを上げる方法もある」です。


自己啓発ではよく、モチベーションを上げるために

「ネガティブ思考をやめよう」
「好きなことをやろう」
「趣味を増やそう」

などと言われることがあります。


これはその通りで、ポジティブ思考の方が雑念が消えて、行動力がアップするのは間違いないと思います。

しかし、

「ネガティブ思考は必ずしも悪くない」

という考え方もあります。


なぜなら、日本人の98%は「遺伝子的にネガティブになりやすい」と言われており、その原因が

「S型と呼ばれる不安遺伝子を持つ人(防衛的ペシミスト)だから」

なのだそうです。(逆にL型の遺伝子を持つ「戦略的オプティミスト」もいる)


ですので、どうしてもネガティブ思考になる時、ネガティブにならざるを得ないことをする時、無理にポジティブになるのではなく

「「最悪なケース」を想定して、モチベーションを上げる」

という方法を取ることをオススメします。


これは「コーピング・イマジナリー」と呼ばれる計画法で、心理学者ジュリー・K・ノレム博士が提唱、

「防衛的ペシミスト(多くの日本人)に最適な計画法」

だと言われています。


この研究として、ダーツが採用されたのですが、

A:「真ん中に当たる!」とポジティブなイメージを持った場合
B:「ダーツ盤の外側に刺さるかもしれない」とネガティブなイメージを持った場合

で実験を行った場合、Bを選んだ人(防衛的ペシミスト)の方が

「30%も的中率が上がった」

という研究データがあるようです。


これを活用して、

「テストで赤点を取ったら、ゲームを買うのはナシ」
「今年大学を卒業できなかったら、就職先は選べないと思う」
「この仕事で失敗したら、給料アップは数年後かな」

など、ネガティブを掘り下げてみる。


そうすることで、

「失敗は絶対に避けたい!頑張ろう!」

と思えるようになるはずです。


個人的なおすすめは

・「仕事が終わったら〇〇をしよう!」というポジティブ思考
・「この仕事が終わらなかったら、最悪会社をクビになるし、今より貧しい生活を強いられる」というネガティブ思考

を同時に持つことになります。


ネガティブ思考しか持てない場合はそれでいいと思いますが、上手く活用させるためには

「ネガティブ思考を掘り下げて、よりリアルに考えて、モチベーションを高める」

とすると良いと思いますよ!

以上、

「「最悪なケース」を想定して、モチベーションを上げる方法もある」

でした。
ご参考までに。またお願いいたします!
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