From:Dr.kappa
木曜日、午後7時34分
日本、本州
売れるセールスレターは、なぜ売れるのでしょうか?
巷のセールスコピーライターは「成功したレターをパクれ」と言います。
確かに、それでも「ある程度」の効果は期待されます。
ただ、私はそれでは満足できませんでした。
本業の理論物理学者として癖になっている、理由を明らかにしたいという本能のせいかもしれません。
ただ、売れたレターを真似してコピーを書き、実際に試してみるまでは結果がわからないというのはあまりにも思考放棄をし過ぎだと私は考えます。
少なくとも、そのような場当たり的な方法では科学的とはとても呼べません。
(もちろん、コピーライティングを科学にしようと思っていないのであれば何の問題もありませんが。)
ですが、私は科学者として、コピーライティングを科学に昇華すべく独自に言葉の研究を行なっていますので、ただ売れたレターをパクるだけでは到底満足できませんでした。
そこで、売れたレターはなぜ売れたのか?逆に売れなかった広告はなぜ外したのか?を考えてきました。
具体的には、様々なレターの分析を行ってきました。
その結果、売れたレターにはどれも共通の4つの要素が含まれていることが判明したのです。
その中でも1番目の要素が特に重要で、この要素を冒頭に持ってくることは、様々な観点(具体的には3つの理由があります)から考えても非常に合理的だということが理解できます。
そして、この理解に到達した時、まだ科学的だとは(私が普段行なっている研究と比較して)言えませんが、目が開かれたようでした。
少なくとも、コピーの全体の構成を考えるのが圧倒的に簡単になりました。
なぜなら、この1番目の要素だけを考えれば、残りの構造は自ずと決まるから。
しかも、この境地から既存の売れたレターを見直してみると、この1点を考えることにより、自力でそれらのレターを書けそうだ、と感じるまでになりました。
既存の売れたレター数10本を自力で書く力が手に入ったら、次に書くレターも高確率で売れるとは思いませんか?
まだまだ科学的とは呼べませんが、かなりその領域には近付いたと考えています。
そこで、この記事ではその4つの要素とは何なのか、またなぜそれら4つの要素を入れると売れやすいのか、を解説します。
それでは、コピーライティングを科学に昇華しようという試みをお楽しみください。