親孝行は3歳まで

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大人になってから、親の介護が必要になったり、一人暮らしの親が田舎で暮らしているのが不憫に思える、さらにひどいのは、周りの親戚から「親の面倒もみないで何をしている?」とプレッシャーがかかる。その上、自分にも自分でプレッシャーをかけてしまい、罪悪感がひどいというご相談が時々あります。

もちろん親は大切な存在です。あなたに余裕があるなら面倒を見たいだけ見てください。でも、出来ないからと言って罪悪感は不要です。

あなたが3歳になるまでに、すべての親孝行はすんでいるという人がいます。

私もその通りだと思います。それ以上の親孝行は親にとっておまけのようなもの。できる時に、できる人がすればいいんです。

親は親の好きな人生を生きています。一人暮らしで不憫な部分も覚悟して一人暮らしの方が気楽だから田舎にいるんです。ご近所の知っている人と一緒に暮らしたいからその不便を受け入れているんです。今さら都会にいる子供と一緒になんか暮らせないですし、そんなこと絶対嫌だわという私の周りの友人たちも皆口をそろえて言っています。

それに高齢になってからの引越しはリスクを背負います。トイレの場所が変わるだけでトイレに行けなくなったり、ボケが早まったりします。ですので、余談ですが家のリフォームや建て替えは60代かしゃきっとしている70代前半の内にどうぞ。

どうぞ世間の「親の面倒は子どもが見て当然」という思い込みから卒業してください。海外では子供は大学に入ればどれだけ学校が近くても家から出ますし、親は一人暮らしができなくなったら施設に入ります。それは冷たいのではなく、お互いの存在と人生や生活を尊重しているからです。日本も少しずつそうなっていくといいのですが、なかなかしぶとい思考だと思っています。

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