まわりの人間が働かないと思った時に注意すること

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職場のご相談で時々あるのですが、本人はすごく仕事ができる。またはできると思っているのに、まわりが動かない。まわりの人が同じだけの仕事をこなせないということが悩みであるということがあります。

ご相談の入口は人間関係がよくないとか、出世できないのはなぜか?というようなところからはいってこられるのですが、そういう時に出るカードは決まって同じカードです。本人が抜きん出ているが、調和が取れないカードです。

今、あなたのいる職場で「私はこれだけ仕事ができているのに、なぜまわりの人は働かないでさぼってばかりいるんだろう?それがとっても腹が立つ。」と言う時、実は次の様な事が起きています。

昔、どこかの市民講座で聞いた話だったと思います。ミュージカルや演劇、スポーツなどでも同じなのですが、ある程度のレベルの中に一人だけできる人が入っても、そのイベントは失敗するそうです。

つまり、少年野球にイチローが入ってきて本気でプレーしても誰も楽しめませんし、市民劇団にブロードウェーの役者が入ってもダメなのです。(見せ方を心得てゲスト扱いなどであればOKですが、普通に入ってもダメなのはすぐに想像できますね。)

同じくらいのレベルの人たちが集まるから楽しい。同じくらいの人たちが助け合うから上手く行くのが仕事です。もし、あなたが同僚に対して「どうして働かないの?」と思うのであれば、その職場は、あなたとは違うレベルの人たちが助け合ってなんとか毎日を過ごすことができる場所なのかもしれません。

その調和を乱しているのは、もしかしたら私かもしれない・・・一度考えてみてください。そして、さらに高みに上がる決断をすることも検討してください。できない人にはできないのです。

どうしてもその職場にとどまりたいという時は、他の人のできる、できないには一切関知せず、自分の仕事に集中し、終わったら他の人に手を貸し、さり気なくフォローに回り、自分ができるのはわかっているが、まわりの人の手柄にして立てていく。そういうことができれば、円滑な人間関係も築けるかもしれません。

職場というのは「仕事をする」場所ですが、多くの人は「みんなで居心地よく」を最優先にしているところがあります。日本の職場あるあるかもしれませんが、現実の一つです。

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