右脳と左脳(スピリチュアルな考え方)

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人は右脳と左脳を持っています。このどちらが欠けても上手く行きませんが、本来は右脳が先、左脳が後であるほうがよいのですが、現代人は多くの人が左脳に支配されている、または左脳が先に結論と行動を促すスタイルで生きています。

左脳は「理論」「行動」「過去や古い観念」「外からの影響」をつかさどります。

「一日3回食事をとらなければならない」「毎日会社へ行って仕事をしなければならない」こういう概念です。一日3回は一体どこで誰が言い始めたことなのでしょうね。

そんな左脳の理屈を先に受け入れてしまうと、例え体がだるく、食欲がない日でも「でもお昼だし、何か食べないと元気が出ないでしょう?」と言いながら食べてしまう。すると胃が痛くなって余計元気が出なくなることもあります。

また、毎日会社へ行くのが当たり前と思っている人は、体調が悪くとも会社へ行き、その環境や人間関係の矛盾をどこかに押し込めようとします。もちろん(この人間関係の悪さも、本当はその人が左脳で生きている証拠)そして体調を崩して、とうとう我慢できなくてやめてしまう。また「自分は出来ない人間だ」というレッテルを自分に1枚多く貼ってしまうのです。

右脳は「直感」「感受性」「現在」「内を見る力」をつかさどります。

「今日はお腹空いていないな。」と思えば「今は食べないでおこう」と言う結論を出せます。そしてその時に左脳だと「でもこの先食べられないかもしれない。どうしよう。」と思ってしまうのですが(これも過去の経験を元に考えている。)右脳だと「お腹がすいたら、その時に考えればいい。」(現在を生きているので未来に不安を持たなくていい。)となります。

会社も毎日8時間働くのが本当に自分にとっていいのかどうか?を今の自分がどう感じているのかを基準にしますので、転職やシフトワークなど、柔軟な方向性を考え始めることもできます。今日の自分に集中しているので、今日やるべきことができればOKになりますので「こんなに仕事がたくさんあるからたいへん」だという感覚も減っていきます。疲労感が違ってきますね。

人間関係も「この人今私のことディスった? え、なんで?性格悪いの?それとも、なんか私が変な事言った?」と左脳ならそのように外側に原因を捜したり、外から見た私を観察して原因を作ろうとします。

しかし、右脳であれば、「今なんかディスられた気がした。どうして私はそう思ったの?何を感じたの?ああ、小さい時に、同じような顔つきをした隣のおばさんが怖かったわ。その人に似ているから恐怖を感じたのか。この人が原因じゃないんだ。なんだ。もう大丈夫。」と内側へと感情や感覚を探ります。そうすると目の前にいる人が何かをしたわけでもないと気がつきます。そして、強い口調でしか人に意見を言えない相手を「この人はこれで精一杯なのかも」と許しの気持ちが出てくるかもしれません。

どうでしょうか?あなたは左脳?右脳どちらが優先ですか?

右脳だけあればいいということでもないのです。右脳が先に「今日は食べないでおこう」と感じると、それに従って左脳が「では食べない」と行動を指示します。

右脳が「原因は自分の過去の記憶だったんだ」とわかれば、左脳は落ち着いて仕事ができます。

どうぞ一度、内側を感じてみてください。
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