食べ物の好き嫌いってありますか?
アレルギーで食べられないもの。またはそれほどではなくても、野菜が嫌いとか、鶏肉は食べたくないとか、いろいろな好き嫌いがあります。
中には「お菓子は食べるけど、食事はしない。」というような人もいます。
世の中は「なんでも食べる子」がいい子のように言われていますが、人の体はそれぞれで、食物繊維を良く消化できる腸を持っている人もいれば、なかなか消化できない人もいるのです。腸そのものの長さも人によって違います。
私はほとんど好き嫌いがありません。食べたくないのはパクチーくらいでしょうか。それも食べようと思えば食べられます。野菜も肉も魚も大好きです。
ただ、それらのバランスは体調によって、精神状態や、疲れ具合や、気温によって変わります。当たり前と言えば当たり前ですね。きゅうりばっかり食べている時もあれば、肉だけ食べたい日もあります。それは自分の中でバランスをとっているのだと思います。そしてその気分に逆らわないようにしています。
さて、ここまで当たり前の話をしてきたのは理由があります。
食べ物の話なら、すんなり理解できるのに、恋愛や仕事になるととたんに理解できなくなる人が多いからです。
あなたに合った人と付き合うと上手くいくし、体調もメンタルもよくなります。
あなたに合った仕事をすれば、やりがいを感じるし、体調もメンタルもよくなります。
アレルギーが出た時のように合わないものもあるのです。
口に入れて美味しくないなと思ったら次は食べなくていいんです。
「あれ、違うよねこれ?」と思ったらやめればいいのです。
なのに「なんでも食べる子」「みんなと遊べる子」「誰にでも優しい子」を求められて来たので、一度付き合うとどこか違うと思いながらもサッと別れられなかったり、やめたいやめたいと思いながらやめられないのです。
口に入れて美味しくなければ、出していいんです。この店まずいなと思ったらもう行かなくていいんです。小麦が合わないと思うなら米に変えていけばいいんです。そうやって、自分に合うものを探すのが正しい方法で、合わないものをいつまでも我慢していることではないと、食べ物を例にして説明してみました。
それでも踏ん切りがつかない方は福寿まで。