あなたは、どこまで我慢する?

記事
コラム
心理カウンセラーのアヴニールです。
あなたは我慢するのが
得意ですか? 苦手ですか?

我慢って、どのくらいすれば充分なのか?
はっきりした基準がないし
ケースバイケースだし。。。
スッキリとした境界線がないので
見極めるのが難しいですね。

我慢をしすぎるとストレスで
心や体に悪影響があります。
我慢を全くしないと
ほとんどの人間関係が破綻してしまいます。

それぞれが、バランスをとりながら
「ココまで」というポイントを
決めているんですね。

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《我慢をやめた方が良いケース》

■眠れなくなった。
 食べられなくなった。
 ここまで我慢するのは
明らかに我慢のしすぎです。
 早急に改善が必要です。

■「パワハラ」「セクハラ」
 「モラハラ」「イジメ」だと思われる場合は、
 すぐに適切な人に相談しましょう。
 これは、我慢する必要がない我慢です。

我慢に我慢を重ねてしまうと
段々と自分の感情がわからなくなります。
「このくらいは大丈夫」
「まだ限界じゃない」
「もう少し我慢すれば。。。」
そんな気持ちで我慢しているうちに
「悲しい」「苦しい」という感情を
無視するクセがついてしまうのです。

そして、ある日突然 
ポッキリと心が折れてしまう。。。

特に「DV」「モラハラ」「経済的DV」などは
家庭内で起きるため、第三者に気づいてもらえる
チャンスが少ないです。
誰かに起きていることを相談して
自分の我慢は妥当なのか
確認してみてくださいね。

■体の痛みは我慢せずに
 病院に行きましょう。
 大きな病気の予兆を見逃さないよう
我慢より検査を優先しましょう。

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《よくあるコミュニーケーション》

ジェネレーションギャップ
無意識の言動と思えるケース
善意からの言動と思えるケース
価値観の差で発生する行き違い
悪意がない人間関係では、我慢の加減が
わかりにくくなりますよね。

そんな人達の言動に対して、
「なんでそんなことするのよ!!」
「ふざけるな!!」
などの怒りを含んだ
マイナスのストロークを投げてしまうと
人間関係は、悪くなってしまいます。

そんなときは
I(アイ)メッセージを使いましょう
相手の言動を責めるのではなく
自分の気持ちを相手に伝えます。
私は○○な事をされると、とても悲しいです。
私は○○な事が、とても嬉しいです。

怒りをため込まず
小まめにIメッセージを発信して
我慢しなくても良いような
コミュニケーションを目指しましょう。

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《前向きな我慢》

■健康のための我慢
  ○○を食べない
  毎日○○をする
 この類いの我慢は、
 ストレスにならない範囲で行いましょう。

ストレスが貯まってしまうと
 かえって健康によくない影響が出ます。
 たまには、自分を許す日を作って
 ストレスを発散しましょう。

■何かを成し遂げるための我慢
 何かを継続させるための我慢
 この類いの我慢は、
「目標があって、結果を出す」ことが
 自分にとって重要という意識を
 持っていれば、応援したい我慢です。

 でも「目標」も「我慢する意味」も
 忘れてしまったのなら
 なぜ我慢しているのか、振り返ってみませんか?

最初ははっきりしていた目標が
 段々と意味を見失ってしまい
「我慢する習慣」だけが残り、我慢し続ける。。。

 これでは、あなたの我慢がもったいない。
 もう一度、目標設定から考えてみませんか?

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《我慢しない》

私は、我慢が苦手
ちっとも我慢が出来ないという人
周囲の人から孤立していませんか?

社会の中で生きていくには
ある程度の協調性が必要です。

歩み寄る。
相手の立場になって考えてみる。
という練習から始めましょう。

気がついたら「味方が誰もいない」状況は、
我慢より厳しいことがあります。

また、なんの我慢もしないと
目標達成するのも難しくなり、
気がついたときには、何も持っていない
ということも起きる可能性があります。

目標や夢があるならば、
適度な我慢をはじめてみませんか?

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