コロナ渦の影響によりネット集客に力を入れている方がたくさんいます。広告を回したり様々な施策があります。もちろんネット広告を出すだけで集客ができる場合もあります。
がしかし、、そのほとんどが失敗するパターンが大半です。
よくネットサーフィンをしたり、SNSでタイムラインを見ていると広告が出たりしますよね。ほとんどの人が「ウザい」とか「またかよ」と思ったことがあると思います。
広告をクリックすると商品の売り込みが始まる。もしくはリスト獲得のためにメアドの登録を求められます。そんなやり方にうんざりしている人も多いのではないでしょうか。
(まぁ、そんな広告を書いたり、リスト獲得をしている私がいうのもなんですが‥)
なぜ広告の反応が悪くなったのか?ネット集客4ステップへの変化
今までネット集客の基本は集客→関係構築→販売という3ステップでした。しかし今はネット広告の発達で売り込み臭が強い販売方法に消費者は慣れています。
その結果、以前までの3ステップでは効果が薄れてきているのです。
広告を見ても「本当に良いものかしら?」と見込み客はネットで検索をかけます。その時に充実したコンテンツが用意されているかどうか?で反応は変わります。
集客でやっていることはナンパと同じです。芸能人、医者、東大生とかじゃない限りナンパのほとんどは失敗します。だから十分に関係構築ができる場所を用意するためにコンテンツを充実させておくことが必要なんです。
集客の3ステップは関係構築→集客→関係構築→販売という4ステップに変わりつつあります。
そこで今回はネット集客を効果的にするためのブログ記事、コンテンツ記事3つのポイントをご紹介していきたいと思います。
【ノウハウ提供型コンテンツ】
これは多くのブログサイトに見られるノウハウ提供型コンテンツです。お客様にとって役に立つ情報、お得な情報を配信するコンテンツです。
ノウハウ提供型コンテンツのネタとしては‥
・お客様からよく聞かれること
・お客様が間違って信じていること
・業界では当たり前になっているけど一般の人は知らない、でも知ってたら得をすること
・業界の難しい専門用語
例えば、ダイエットの話でいうと…
私は以前、1年間ダイエットをしていた時期がありました。食事の量を減らしたり1時間ほど走り込みをしたりなど、、
いろいろなことに取り組んでいたのですが実はそのダイエットがとても非効率であることがわかりました。
ダイエットの基本として基礎代謝力を上げるために筋力をつけたほうがいいことを教わったのです。
少し調べてみると基礎代謝力とは何もしなくても寝ている時でも消費されるエネルギーのことを言います。
基礎代謝が60%
活動代謝が30%
食事誘導性熱産生が10%
この場合、運動による代謝量が30%です。この割合を見てみると基礎代謝量を増やしたほうが良いことがわかります。それから食事はタンパク質の多く含まれている食事に変えて運動は走り込みから15分のスクワットに変えました。
そうすると30日でウェストが10cm以上細くなりました。
この基礎代謝の割合を知らなければいつまでも辛い食事制限や走り込みをしていたわけです。
写真や具体例、研究結果の数字、グラフを用意するといいです。
これらのことを素人でもわかるように目線を落として書くことがコツです。
・カタカナをなるべく使わない
・漢字もなるべく使わない(小学生でもわかる)
・具体例を交える
・ビジネス文章ではなく話口調で文章を書く
小学生でもわかると書きましたがバカにしているわけではありません。
見込み客は情報収拾のためにネットを徘徊しています。そこでちょっとでもこむずかしい漢字やわからない言葉が出てくると集中力が途切れて読まなくなります。
読んでいる見込み客は初心者だということを理解しましょう。
【顧客エピソード型コンテンツ】
これは私の反省点でもあります、、マーケティングを勉強しているとお客様の声が大切だということは知っているのですが雑にお客様の声をとっていました。
コンテンツマーケティングはただ情報発信をするだけではありません。
目的は顧客獲得です。
商品を使うことで理想の未来を実現できるんじゃないか?とイメージしてもらう必要があります。
そこでお客様のエピソードを記事にします。
お客様が困っていた状況から問題を解決して理想の未来を実現できたことをエピソード記事にすることで読んでいる見込み客に共感してもらうことができます。
「この人も私と同じことで悩んでいたんだ‥」
「もしかしたら私も変われるかもしれない‥」
という風に記事にされているお客様のエピソードを読むことで自分を投影するようになります。
顧客エピソード型コンテンツのコツはお客様の感情を描写することです。
インタビュアーを起用する。もしくはあらかじめアンケートシートを用意しておきます。
(質問例)
■なぜその商品(サービス)を購入しようと思ったのか?
■他の商品と比べたりしましたか?なぜ私の商品を選んだのか?何が決め手になったのか?
■商品を購入してどのように変わっていたのか?
これらの質問を使ってお客様の感情を引き出していきましょう。
例えばダイエットの場合だと‥
「お尻が大きく見えるので人の前で背中を見せるのが嫌になる‥」
「ジャストサイズの服を着ることができない、オーバーサイズの服を着てごまかしている‥」
「職場の同僚にバカにされた‥」
などなど、
恥ずかしい、悔しい、痛みを感じた感情を引き出すことです。
そして変わった様子まで聞いていきます。
「お尻が小さくなったので気にならなくなった!」
「全身細身になったので腕や足を出せるファッションも楽しめるようになった!友達や彼氏と外出することが多くなった。」
「バカにしたやつを見返すことができた!」
周りの人から褒められるようになった、認められるようになった、
痛みやストレスが解消されたなどの感情が吐露するエピソードが聞けると良い記事になります。
読んでいる見込み客もお客様の記事を読むことで自分がどんな風に変わっていくかをイメージすることができます。イメージを実現したくなり商品を手に取るようになるのです。
お客様の声の記事が増えることでバンドワゴン効果も生まれます。(バンドワゴン効果については調べてみてください。)
補足ですが属人性があるサービス業においてはスタッフ(もしくは代表)がお客様が困っていることに対してどのように対応をしたのか?どのような人柄だったのか?までを聞いておきましょう。
コンテンツを読むお客様は情報を吟味するだけではなく本当にこの人から(この企業から)商品を買っても良いのか?と選んでいます。特に顧客対応でひどいことをされた人は顧客対応の品質を鋭く見ています。ぜひインタビューするときは質問リストに加えてみてください。
【自己開示型コンテンツ】
情報発信をしているメディアはたくさんあります。同じように情報発信をしていると他の競合と一緒の棚に並べられて埋れてしまいます。そこで差別化(差異化)が重要になりますが、そう簡単にできるわけではありません。
一番手っ取り早くできる差別化が代表(スタッフ)のパーソナライズです。自己開示をして他の競合と差別化をします。
例えば、見た目やキャラクターはあなたにしかないものです。発信する内容としては‥
家族との出来事、休日の過ごし方、趣味・娯楽、仕事への価値観・思想、商品のこだわり、商品開発のストーリーなどを発信することができます。
これらのことは他の競合が真似することはできません。
例えば私の場合だと‥
休日の過ごし方は美味しいご飯を食べにいったことや、お笑いが好きなのでお笑い芸人のすごいところを語ったり、
仕事への思想であれば…
「先に集客をするな!単価からあげろ」
「ビジネス書はエロ本と同じ」
というふうなことを発信したりします。
これらのことを発信することでお客様は自分との共通点を勝手に見つけだしてくれます。記事にすることで信頼構築をすることが可能です。
ぜひあなたも試してみてください。