同じパターンの漫才を何本も作りたくなる誘惑

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M-1でもそうでしたが,「和牛は毎回違うタイプのネタをやってすごい」という声をよく聞きます。でも,会話をしながらネタを作るという和牛のスタイルであれば,いろんなタイプのネタができるのは当然のことのような気がします

多くの漫才師は会話をしながら作っているわけではないので,一つウケのいいネタができると,同じパターンの台本を何本も書きたくなります。ウケるか分からない違うタイプのネタを作るより,そのほうがウケる可能性が高いからです

しかし,会話というのは日常生活においてもそうですが,いつも同じパターンの会話をするということはまずありません。ですから,会話をベースにネタを作れば,いろんなタイプのネタができあがるのは当然です

同じパターンのネタは飽きられる危険性がありますし,演じる側が飽きてしまうこともあります。ですから,和牛のようなネタの作り方のほうが,末長く漫才を続けられるのではないかと思います
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