漫才の「テンポ」と「スピード」の違い

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和牛の昔の漫才と今の漫才の大きな違いは,川西さんの変化だと思います。昔の川西さんは結構早口でした

和牛のお二人はどうか分かりませんが,若手の頃はテンポのいい漫才をしようとして,早口になってしまうコンビが結構います。しかし,テンポというのは「話す速さ」のことではありません。漫才のテンポは,「一人が話し終えてもう一人が話し始める速さ」によって決まります(漫才ではなく一人でしゃべる場合も,話す速さではなく,「一つの文を話し終えて次の文を話し始める速さ」によって決まります)

ですから,ゆっくり話していても,一人が話し終えてもう一人が話し始める速さが速ければ,テンポのいい漫才になります。こういう漫才は「心地いい」と感じます。一方,早口だとスピード感は出るものの,聴きづらくなる恐れがありますし,心地よさはあまり感じられなくなる可能性が高いです

川西さんのしゃべりがいつ頃から今のような心地いい感じになったのかまではちょっと分からないんですが,もしご存じの方がいらっしゃれば,ぜひ教えてください!
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