不安になる気持ちが止まらない時

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不安な出来事があるとそのことばかり気になって
不安が不安を呼ぶように
考えが止まらなくなる時ってありますよね。
止めたいのに、なんとかしたいのに
とめどなく溢れてきて自分がその不安に飲み込まれそうになるような感覚になりますよね。

私もずっとそうでした。
今は、不安の気持ちが出ることはほとんどありません。
出てきても不安の気持ちより”私の声”の方が大きく
逆に不安の気持ちを包み込めるくらいになりました。

どうやってそうなったか
私の経験をお伝えしますね。

私には子供がいます。
今は大きくなりましたが、小さい頃はちょっとしたことでも不安で心配でたまりませんでした。
大切な存在だからです。
傷ついてほしくないし、痛い思いをしてほしくないし、怖い思いもさせたくないし・・・
そう思った時、自分を不安にさせる声と同じだなと思いました。
同時に、自分を不安にさせる声はいつも親が私にかけていた言葉のようにも思います。

不安の声は私がとても大切だから、愛しい存在だからその声をかけ続けていたんだなって思いました。

(不安な気持ちから、自分がとても大切で愛される存在だと自覚できました。)

大人になって親が私にそんな言葉をかけてきたら、きっと軽くあしらうだろうなって思いました。

不安の声は安心が欲しいんだろうなって思いました。
私が子供の様子を見て安心したかったように、
親が私から安心を得たかったように。
不安の声は私から安心を得たいんだろうなって思いました。

私自身がいつも外側から何かから安心を得ようとしていましたから。

そう思うと、途端に不安の声が震えて怯える小さな存在に思えました。
不安の声が出てきた時に、その声を抑えたり見ないようにするのではなく、
「大丈夫だよ」と受け止められるようになりました。

現実は自分の内側から放たれるものだから、外側から得ようとするのではなく
自分でたくさんの安心や喜びを選択していくよ
だから大丈夫だよと自分と約束しました。

自分を厳しくする声も同じだと思います。
自分を守るために
不安や恐れの気持ちから
厳しい声を自分時かけていたのだと思います。

不安の声が大きい人は、それだけ自分が愛される大切な存在であること
不安の声は嫌悪するものではないということ

不安の声をなんとかするために無理やり「大丈夫」だと思う必要はありません。
何とかしようと思わなくても良いんです。

不安を感じたからといってそれがそのまま現実化するわけではありません。

不安を怖いものと思ったり、拒絶しようとしたり、抑えようとしたり、嫌悪したりする気持ちが現実へと投影されるだけです。

ネガティブな気持ちを感じたくない気持ちはとてもよくわかります。
ネガティブな気持ちのその奥にある心細い思いを見ようとしてあげてください。

自分の大切な人に優しく寄り添うように
不安の声を聞いてあげてみてくださいね。

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