こんにちは。とものりです。
医療現場で培った「寄り添い力」・「傾聴力」を活かして、電話相談をしています。
今年も梅雨がやってきました。
ジメジメの日が続いてイヤになりますね。
今日はくもり予報だったので洗濯物を外干ししたら、突然の雨で全滅…。
ため息とともに取り込むことになりました。
なんということでしょう…
明日から3日連続の雨予報なのに…。
皆さんも、くもり予報でも雨には十分お気をつけくださいね。
では本題に入ります。
「泣いてしまってすみません」
電話相談をしていると、そのように言われることがあります。
つらいことや悲しいことがあると、誰だって泣きたくなるものですよね。
「泣いたらダメだ」
「泣いたら負けだ」
そう考えてガマンされる方もいますが、僕はいつも「ガマンしないで泣いて大丈夫ですよ」とお伝えしています。
誰にも見られたり聴かれたりしない電話相談だからこそ、遠慮せずに感情を開放してほしいからです。
涙が流れるのは、
それほどつらいことがあったということ。
それほどつらさを抑え込んでいたということ。
それほどの事態が起きているということです。
誰だって、泣きたくなることくらいあります。
いや、それでも泣くなんて…。
わかりました。
そんなあなたには、泣くことのメリットをサラッとお伝えしてみます。
少し泣くことの印象が変わるかもしれません。
泣くことのメリット
①ストレス物質を排出する作用があるため、ストレス解消につながる
②抑圧された感情やストレスを開放し、心のバランスを取り戻しやすくなる
③ストレスホルモンであるコルチゾールやアドレナリンの分泌が減少し、リラックスできる
④思いがけず涙が流れることで、自分の気持ちの認識ができ自己理解が深まる
大きなところでは、このようなメリットがあります。
ちなみに
※脳波や血液中のストレスホルモンの変化を測定する実験でも、泣くことがストレス解消に効果的であることが確認されています。
※精神科医や心理学者による臨床経験で、泣くことが感情を解放し、ストレス解消につながることが報告されています。
こういったメリットを知ると、泣きたいときはガマンしないほうがいい気がしてきませんか?
まとめ
泣きたくなるほどのことがあったときには、ガマンせず泣いたっていい。
泣くことは悪いことではないし、メリットもちゃんとある。
無理にでも泣いたほうがよいという話ではありません。
ただ、泣いて話した後の相談者さまは、「話せてスッキリしました」と明るくおっしゃることが多いです。
話を聴いてもらうだけでもスッキリするものですが、「泣く」が加わったことで、より効果が高まるのだと感じています。
だからこそ、電話相談のときはガマンせずに泣いていいんです。
泣きたいときは、抱えている気持ちを涙とともに出してしまいましょう。
せっかくの誰にも聴かれない秘密厳守の場なので、ガマンせず感情を解放してくださいね。
きっと、あふれ出た涙がストレスを洗い流してくれますから。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではまたっ。