【シニア活躍事例】ココナラで社会とのつながりを 生涯現役で体も頭も「健康」に

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こんにちは。ココナラ広報です。
ココナラには定年後、スキルを活かしてサービスを提供している出品者さんがいます。

イデハさんは、大手電機メーカーで開発から人材育成まで取り組み、その知識や知見を活かし生涯現役を掲げ、退職後に独立・ココナラでの出品を始められました。ココナラでのお取引が「体の健康・社会的な健康・頭の健康」につながっているとのこと。

そんなイデハさんにインタビューさせていただきました。

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ー【経歴・キャリア】コンピューター開発の専門家から人材育成、定年後にコンサルタントとして独立

電気機械を学んだ経験を生かすべく、新卒で某電機メーカーに入社しました。そこで国産コンピューターを作るプロジェクトに参画した経験があります。その当時、日本はコンピューターの創世期であり、国内各社は国産の大型汎用機の開発が急務の時代だったため、自分の場合は、アメリカからの技術導入などして、国産コンピューターの開発にかかわりました。

その後、時代は「ものづくり」から「サービスの提供」の領域へ移行しました。外資系会社がコンピューターを「サービス」ビジネスとして再構築して新しいビジネスモデルを発表しました。自社においてもソフトウェアのサービス化の開発に携わりました。
仕事は、20年にわたってコンピューターのオペレーティングシステム関連の開発に従事しました。それ以降もシステムエンジニアやサービス開発を経験してきました。

定年直前の60歳から63歳までは、サービス企画開発の傍ら、サービス開発の研修など、技術者育成にも携わり、培ってきた企画のノウハウを生かして、新規事業の開発の仕方などの社内研修の講師を担当しました。
それまでのスキルのリフレッシュとして、企業で学んだことに加えて外部研修でも知識を蓄えてきました。例えば、商品開発の専門家を養成する販路コーディネータ協会の専門資格取得や、経産省の創業支援プログラム「創業スクール」など、新鮮でとても参考になりました。
63歳で定年退職、2015年頃にコンサル業として独立し、2016年からココナラをはじめました。

ー【ココナラをはじめたきっかけ】「取引先獲得」から「社会とのつながり獲得」に変化

定年退職後に独立して、ゆるやかなコンサル業を始めました。以前の取引先や知人など、これまでの繋がりを活かして案件の受注に取り組んでいましたが、1年ほど経って限界を感じるようになり、販路を広げる必要性を強く思うようになりました。
その頃にクラウドソーシングやココナラに触れ、もしかしたら使えるのかもと、ココナラと他の二つのクラウドソーシングサービスにエントリーしました。結果的には、ココナラに現在の軸足を置いています。
ココナラがわたしにマッチした理由は、ゆるやかなコンサル業から始めたので、スキルを売る側にも買う側にも「敷居の低さがある」からだったと思います。出品する視点では、他二つのクラウドソーシングサービスを見ると、業務委託的にまるっとお願いする形式での需要が多く、それに対応しないと勝ち残っていけない様子が伺えました。対してココナラは、スポット形式(単発)であり、高度な知識を求める方や気軽にサービスを利用したい方が共存していて、サービス出品をチャレンジする敷居の低さがありました。

出品し始めた当初は販路を広げる目的でしたが、現在は自分のキャリアやスキルを広げる機会になっているとも感じます。ココナラを活用してさまざまな業界、業種の方と取引をさせていただけるおかげです。

ー【ココナラで出品しているサービス】「事業化・商品化のノウハウ提供」

はじめに出品をしていたのが、商品開発のポイントや集客方法などのよろず相談です。一番敷居の低いサービスとして多くの方にサービスをご利用いただきました。

そこから「事業戦略の立て方を学びたい」「自分で事業を起こしたい」「商品を開発したい」など、ニーズの広がりに合わせてサービスを展開させていきました。
また、最近シニア向け事業に関する相談が多いことから、高齢化社会に向けたシニア向けの事業やサービスを紹介した「シニア向け事業ビジネス事例50+集をご提供します」を順次出品してきました。
一番の売れ筋は、融資を得たいというニーズに応える、「銀行・投資家向けの事業計画書・企画書作成」サービスです。次が、社内の稟議を通したいというニーズに応える、「企画提案書の作成」サービスです。
依頼で意外と感じたのは、大手企業の企画部門の社員さんからの相談です。人事異動等で経験や知見がないまま、例えば、SDGsなど漠然とした、自社と関連することの課題解決の企画をしなければならない、そのアプローチの仕方や見える化するにはどうするか、と悩む方が多いんです。課題解決のためにどんな打ち手があるか、一緒に新規事業立案のプロセスに関わったりします。顕在化した問題を解決すればよかった時代から、漠然とした社会課題を解決する時代に移行しているからこそ、事業計画書の作成だけでなく、事業立案を一緒にすることも増えてきたのだと感じます。

ーどのような思いではじめの「よろず相談」を出品されたのでしょうか。」

企業内の商品開発技術者の養成は、必要最低限の研修に留まっているという、課題感を感じていたからです。例えば、ヒット商品を作るにはどうするか、事業のアイデア創出の効果的な手法など、職場内では順序立てて指導を受けることはまずないと思います。当時、私自身が知りたかったですし、若い人向けにそんな自己啓発やスキルアップのサービスがあってもいいんじゃないかと。まずは敷居を低くして「よろず相談」として出品を始めました。

ー【やりがい】未経験のことを依頼者さんと「擬似体験」できる

ご依頼を通して、自分がしてこなかったことを擬似体験できることに面白さを感じます。例えば、東南アジアなど海外で事業をはじめる方からのご相談を受けます。海外での事業立ち上げという今となっては自分では体験が難しいことに対して、依頼者さんと考え方を再構築しながら取り組むことができます。

印象的なご依頼に、あるクラウドソーシングサイトに応募する提案書へのアドバイスのご相談がありました。ゴールの認識合わせを行ってはいたものの、齟齬が発生しました。私がご提示したのは提案書原稿へのアドバイスとしてご提示して購入いただきましたが、最後になって依頼者さんは提案書の添削加筆の仕上げをご期待されていたようで、厳しい評価を頂きました。ですが、「クローズ」後一カ月も経過しないうちに、ご連絡があり「実際イデハさんのアドバイスに従って修正したら、良い成果が出た」と、わざわざご連絡をいただいた、大変印象に残っている取引です。

ー【シニア事業の価値】体の健康・社会的な健康・頭の健康に

シニアの健康維持には三つの要素があると考えています。一つ目は体の健康、二つ目は社会とのつながりを持つことで得られる社会的な健康、三つ目は頭の健康です。
ココナラでの取引はこれらの健康につながっていると感じています。ココナラでのお取引を通して依頼者さんに貢献することで、社会とのつながりを持つことができています。 
さらに、どのご依頼も全く異なっていて、一件一件向き合って頭を悩ませているので、頭が衰えることはありません。

ー【夢・展望】生涯現役で、蓄えた知識と経験を社会に還元したい
生涯現役を掲げています。体力が続く限り、蓄積してきた知識と経験を活かして社会に貢献し続けたいというのが今の夢です。また、心と体の健康のためにもできる限り続けていきたいと考えています。
今後もゆるやかなマイペースで、さまざまな人に貢献していきたいですし、自分自身のアンチエイジングにもなりそうです。





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