見逃さないで子どものサイン

記事
コラム
皆さんからのご相談を伺っていて
毎日が当たり前では無い事の連続だと思っています。

お子さんが日々学校でどのように過ごしているのか
担任の先生の報告や連絡が無いけれど
楽しく過ごしていると良いな
困ったことは起こっていないかな?
今のクラスはどうなんだろう
お友達とうまく行っているかな?
ふと心配になる事も有ると思います。

うちは大丈夫と日常に流されてはいけない事が有ります。
当たり前のように学校に行き
当たり前の様に下校してくるので
当たり前の様に楽しく過ごしているだろうと思うのは
実はとても注意が必要です。

子どもたちは
毎日何らかの新しい体験や
大なり小なりの困ったや失敗に遭遇しています。

困った時に必ずしも誰かが見ていて
手を差し伸べてくれるような環境は稀だと思います。

何か困った事に直面した時
お子さんは自身でうまく乗り越えられたかどうか
楽しく感じる事が出来たかどうか
成功体験はできたか
失敗から何を学んだか
どうしてもうまく行かない事はどんな事なのか
親は常に把握しておく必要があるのです。

問題が勃発しても
要領よく前向きに捉える事の出来るお子さんばかりでは無く
普段とても良い子だから
良く問題を起こすから
そんな事は全く関係はありません。

学校というコミュニティーの中で
凡そうまく行っていた事が
ある日突然お子さんを悩ませる事態になる事も起こります。

まあうちの子は大丈夫だろうと
お子さんの言動に対して安心し切っていると
問題が表面に出てきてから
親は浦島太郎の様に「???うまく行っていた筈なのに?」
楽しく通っていたはず
何がどうなったのかわからない
どうしてこんな事になったのだろうと
解決の糸口から一番遠い場所に立たされてしまいます。

そうならない為には
自分の事を親や周囲の人に聴いて欲しく無い年頃になる前に
信頼を認識してお互いのマインドを開いて見せる訓練が必要です。
自然に出来ている良好な親子関係をお持ちのお子さんもいらっしゃいますが
自分自身の気持ちを誰かに伝える事は
案外難しいものです。

楽しい気持ち
嫌な気持ち
嬉しい気持ち
悲しい気持ち
悔しい気持ち
残念な気持ち
大好きな気持ち

親も子も「どんな気持ち?」と問いかけた時に
まっすぐなオープンマインドで
答えられるような
信頼関係を築いて行かなければなりません。

そうして続けて行くことで
お子さんの成長の変化や
気持を察する事も出来るでしょう
困った時に親に噓をつかない
親に言ったら絶対助けてくれる
そんな信頼関係を持つようになります。

トラブルがあった時に
お子さんを信じる確信が持て
その自信から解決に導くことも可能となります。

逆に、トラブルがあった時に子どもに対して
普段からの表面だけを信じてしまったり
こう言ってるけど本当はどうなのかなどと半信半疑では
解決などあり得ません。

親に良い所だけを見せようとするお子さんは
自分の表面だけを鵜呑みにするような親に
果たして本当の事を話すでしょうか?
内面や本質を気付かせないように
悲しい嘘を重ねてしまいます。
お子さんがどうしてそうなってしまったのか
親は自身を顧みて親子ともに改めて行かなくてはなりません。

荒れているお子さんには理由があります。
叱られた時どんな様子だったか
自己肯定感はあるだろうか
悲しい事
苦しい事
嫌な事
辛い事
恥ずかしい事
信じて欲しかった事
こうして欲しかった思い
原因はどこにあるのだろうか
今も小さな頃も気付くヒントは必ず有ります。
本当の気持ちを話して貰える信頼関係づくりがあったなら。。。

子どもたちを巡る様々な問題が
核家族化だけの問題では無く
家庭や学校で心を育てる教育の在り方が問われています。

様々な歪が浮き彫りになる事も多い昨今です。
親自身が自分に向き合えず心の問題に悩むご家庭も多く
学校のみならず職場や家庭ですら人間関係への悩みは尽きません。
ご自身やお子さんの発達でお悩みの方は
療育という訓練がある事をご存知だと思います。
発達に悩む方だけでは無く
今の日本の家庭や学校で起きる全ての問題解決の為には
全ての子どもたちが療育を受けられるような環境作りが
必要だと思っています。

日々感謝を忘れず
自分や他人を労り
自分の意思を人に伝え行動する事が出来る
そんな子どもたちこそが
未来を変えて行く原動力であると考えます。

親子のオープンマインド
信頼関係が
お子さんのお子さんへと引き継がれてゆけば
「我が家は後々末代迄も安泰!」となるわけです。
子育ては親育て
完璧な人はいません
今日からお子さんと始めてください
宣言したっていいのです。
お母さんは、お父さんは
今から自分の気持ちを正直に話すよ
お子さんが幾つであっても構いません。

良いきっかけとなる事を願っています。


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