阿修羅ワークスプラグイン講座05 そのコストいつ回収できるんですか?

記事
IT・テクノロジー

割と大事なコストベース思考

前回、自分の時給を簡易的に割り出す方法を紹介しました。
で、次に問題になるのが、そのコストをいつ回収できるか? ということです。

ここでいう時給というのはあくまでも自分が勝手に算定しているものであって、概念でしかありません。
ですので、時給2万円分をかけて頑張って作ったといっても、それが売れなければ時給は0円なのです。

ココすごく大事です。

コストの回収は回転率とかコンバージョンとも呼ばれますが、最終的に売れなければ全て在庫、全て無駄となってしまいます。
コストをいつまでに回収できるかの「いつ」の設定は自由です。

ただし、いくら自由だといっても10年後だと困りますよね。
今日作ったものが明日には売れて回収できる、なんてことになったら嬉しいですよね。

なかなかそういったことはありませんが、かけたコストが回収されるまでの流れをキャッシュフローといいます。

キャッシュフローは短ければ短いほどいい

キャッシュフローは短ければ短いほどいいわけです。
キャッシュフローが長いと黒字倒産ということもあり得ます。売れているのに入金が遅く、次の仕入れができない、今月の支払いができない、といったことが起きてしまいます。

コストを短期間でほぼ100%回収できる受注生産方式

コスト=費用を安くキャッシュフローを短くできれば嬉しいですよね?
そんな方法はあるのでしょうか? もちろんあります。
受注生産方式です。

売れるかどうか分からない商品やサービスを先に作って並べていくのと、最初から売れることが分かって作って売るのとでは効率が違いますよね。
売れることが分かっているものだけを作る、ということができれば必ず売れるし、キャッシュフローは最短となります。

それができないにしても、売れる見込みの高い商品に絞って作った方が売れやすくなるのは自明の理です。

ですから、ブログアフィリエイトも闇雲に始めるのではなく売れやすいジャンルで、売れやすい広告を選び、売れやすいコンテンツを作る、というマーケティングが重要になってくるのです。

みんながやって成功していることをマネするのはキケン

注意点として、みんなが扱っている広告や商品だからやってみるのは最悪だということです。

いくら人気でもライバルが多いということは、自分の元から買ってくれる人も分散する、ということを意味します。
分散するということは、キャッシュフローが長くなり効率が悪くなるということです。

競争によって単価も低くなります。
できれば、ライバルが少なく、自分にしかできないニッチな市場を見つけて下さい。

というかニッチ市場を創って下さい。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す