持続化補助金でホームページ作成は出来る?

記事
ビジネス・マーケティング
持続化補助金を使ってホームページを作りましょう!といったお話をよく聞くと思いますが、実際どういう流れで作成が出来るのか?そもそも今(2023年6月時点)でもそういったことは可能なのか?について解説します。

結論:以前に比べてかなり厳しく、メリットは小さい

早速ですが、結論を先にお伝えいたします。
2023年6月現在、持続化補助金を活用してホームページを作成することは、ほぼ難しくなっています。
もちろん、全く使えないということではないのですが、補助される金額も少ない為、メリットはあまりないと考えています。

その理由は、簡単にいうと「補助金のルールが変わったから」です。
同じ補助金でも、その公募回ごとに公募要領という申請についてのルールを細かく定めたものが設けられており、この中に「補助金の対象になる経費」の種類や「補助金の金額」「申請に必要な書類」というのが記載されています。

実は、補助金というのは、それぞれ『補助金をなにに使えるか』というのが決まっています。ですから「運転資金として50万」や「人件費や家賃に充てる」といったものではそもそも申請すら出来ない訳です。

その中で、ホームページ作成費用というのも広告費等と同様に申請は可能ですが、以前と違い、現在は申請できる金額に厳しい制限が設けられています。

現在の補助金のルールは?

以前と変わった点を具体的に言うと以下の2点となります。
①ホームページ費用だけでの補助金申請は不可
②ホームページ作成費等(ウェブサイト関連費)は補助金申請額の1/4までしか不可

①の意味は、この通りです。
これまではホームページ作成する為に100万使いたい!といった申請が可能だったのですが、現在はホームページ作成だけではNGです。他に、例えば広告費や機械装置費など、ホームページ作成以外の経費と組み合わせて申請する必要があります。

ですので、ホームページ以外は特に不要という方には、活用しにくいものとなっております。

次に②ですが、ホームページ作成費用や、ウェブ上での広告費は「ウェブサイト関連費」という項目になるのですが、この項目にかけられる金額が補助金申請額の1/4までという制限が設けられています。

つまり、補助金で50万円もらえるように色々経費を考えた際に、ホームページ作成費として援助して貰えるのは50万円の1/4である、12万5千円までしか計上が出来ないということになります。

こういったことから、ホームページ作成をメインに考えて持続化補助金を活用するのは以前に比べ、メリットが小さくなったと考えています。

しかし、それでも広告費や機械装置費、店舗の内装費など使える対象は非常に幅広く設定されています。申請の難易度、金額からも、お勧めの補助金の一つです。金額は50万から最大250万円です。
※従業員無の個人事業者の方は、最大100万となるケースが多いです。

申請に必要な事業計画書の作成も承っています。是非専門家を活用し、補助金申請にチャレンジしてください。

次回、第13回公募の締切は9月7日(木)です。※但し、8月中に計画書を完成させ地元の商工会議所または商工会へ提出することが必須です。







サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す