#1【人間関係】動物園をつくる

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コラム
私は会社にしてもお店にしても組織やチームは
「動物園」でありたいと考えてきました。

「動物」とは「個性」を意味する…。

猿ばかりではなく…
ライオンばかりでもなく…
象ばかりでもない…。

色んな「動物」が集まる集団でありたいと思う。

昔、勤めて(20才)頃…
一人前になる!
と言う目標を持ちコツコツとやってたので…
割と早く仕事は習得していったんですが…
営業では中々自分から積極的に
「やらせて下さい!」と言えなかった。

多くの先輩方から
「もっと積極的にできないか?」
と指摘され積極的になれない
自分に悩んだ…。

また接客では中々話しができない…
特に女性が苦手でした…。

「もっとしっかり話ししなさい」

なぜできない…

悩んだ…

でも…
メンターとなった先輩から…

「なぜ積極的になれないという
 短所にばかりに目をむける!
 君は誰よりもコツコツやってる」

「話すという事が苦手かもしれないが
 誰よりも目配り・気配りしてる!
 それでお客様が喜んでくれるなら
 そこを伸ばせ!」

「それが自分の色(個性)。それで勝負したらいい!」

目からウロコだった…

自分は自分でいい!
自分にできる事を更に磨けばいいのか!

また数年後…
「俺と君はタイプが違うから真似をしてもだめ!
 自分の武器が何なのか?を自覚した方がいい!」

「明るい・情熱的・真面目・誠実…何でもいいから
 自分の武器を自覚してそれを磨く方がいいよ!」

正直、ありがたかった。

そしてこの時の経験が自分の中で根強く生きている。

誰もが皆、「変わりたい」という
願望はあると思います。

今より…
より良く・より幸せになりたいと考えるから。

でも基本的に「変わる」のは
「見方・捉え方・考え方」であり
決して「個性・人間性」ではないのです。

私自身も当初…
社会人は「こうでなければならない」
みたいな像がありました。

そして誰もがそうだと思いますが
自分にないモノを持った人に
憧れるのではないでしょうか。

そして上司や先輩は自分のコピーをつくろうと
考えがちではないでしょうか。

それぞれ違う個性をもった人にも。

しかしそれぞれ違う環境で育って
できてきたのが現在の個性だと思います。
そして…
どの個性にも必ず何かしら長所があり活かせるはずです。

その長所を自覚し取り組んで経験を積んでいくと…
その個性は「進化」する。

気がつけば「変わった」となるように思います。
だから他人と比べる必要はない

自分の個性を自覚し伸ばす事に目をむければ…。
(まったく意識しなければ何も変わらないが…)

そしてどの個性も受け入れる事ができ…
お互いに相手を認める事のできる…
そんな会社やお店だと働く方々も
楽しく働くことができるのではないでしょうか。

「動物園」になる。

そしてお互いを「認め合うことができる風土」
ができれば最強の組織・チームができると思います。

お互いを認め合い・違う個性が集まり
良い影響を与え合えればと願います。


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