いいか悪いか
正しいか正しくないか
白か黒か
ハッキリさせないと気が済まない。。。
このように、常に0か100かで物事をジャッジし、
思考をバッサリ切ってしまえば、早い決断が出来て気持ちがスッキリします。
(いい)と思ったことって、自分の中では価値のあるものに分類されますよね。
この価値あるものと思っているものは誰もが持っていて、
それは、様々な体験から出来上がった大切な自分の価値観ですが、
二極化した早い決断をする考え方には、落とし穴があります。
あなたにとっていいと思うものは、あなたにとって価値のあるものになると思いますが、あなたにとって良くても、相手にとっては良くない場合もある。
音楽や映画や食の好みが違うように、
相手が欲しいもの、価値を感じるものは、その人の成長段階によっても
人それぞれに違うし、更に時代により価値は変わって行きます。
人が価値を感じる違いには、めちゃくちゃ奥深い背景があるからです。
なので、自分の価値観の無意識の押しつけや、時代に合わないカチカチ頭になっていることで、
コミュニケーションの支障にならない様に、(私はカッチカチでした。。。^^)
白か黒の二択ではなく <<グレー>>があると知り、ジャッジする自分に気づいて、少し立ち止まってみましょう。
事実はとても奥深いし、本当のあなたの思いも潜んでいるということに気づいてみませんか?
そもそも、
<<この世界に正しいはない>>
なぜなら、
<<物事は表裏一体であり、人間がこの世で分かっていること、目に見えているものは、たったの5%にも満たない>>から。
しかし、世の中には正しさを主張する場面は多いですよね。
正しいか正しくないかで教育されてきた(特に日本の教育は〇×の2択のテストで判断されています)私達は、
どうしても、まるかばつかと無意識に考えてしまいますが、
時代により、<正しい>と言われるものは変わって行くし、
時と場合により、<自分の正しさ>での選択や、<世間一般の正しさ>に合わせた方がいい場合、<自分の好きや気分・直観>での選択をするなど。もありますよね。
つまり、
その時により、正しさは変動するし、
分かっていないものや目に見えないもの(そのコミュニケーションの場の空気など)による影響もあるとふまえて、
<<この世界に正しいはない>>
と、腑に落とせたら、二極化した早い決断の落とし穴にはまらずにいられます^^
なので、その場を感じることを参加させてみましょう。
目に見えないものというと、例えば、
空気、雰囲気、気配・・・などですが。
この<<気>>という曖昧なもの。
その<<気>>が持つエネルギーを感じる習慣を取り入れて、考え方の選択肢を増やしていくことは、
本物のスッキリが手に入る方法なのです^^