真面目なお話 ~仕事でのストレス&適応障害~ その②

記事
コラム
こんにちは、オチャガスキーです^^

昨日はプライベートなしょうもない事ですが、夕飯の時に笑って笑って大爆笑して、汚いことに食べたもの吹き出すくらい笑っちゃって、片付けして疲れて寝てしまいましたwww
もう、って感じでしたが、久々に大爆笑出来たのでそれはそれでOK♪って感じでした😂皆さんは最近、笑っていますか?^^

さて、今日は、前々回のブログの続き、Bさんのお話です。
前回のAさんのお話が気になる方は、前々回のブログをご覧下さい。

<Bさんの場合>

前にも少しご紹介しましたが、当時は50歳手前で、次長職についていました。
私ともAさんとも違う部署で、私よりも、Aさんよりも長く勤めてらっしゃる方で、奥様も同じ会社で働いています。その会社は商品を製造する会社でして、Bさんはその商品製造部門の次長さんという、ある意味コア部門の役職者でした。

私は総務に勤めていたので、仕事上、ある意味全社員と関わりますし、役職者とは必ず何らかの形で関わります。これも正直ストレスたまったりもするのですが、今は置いといてw
※総務などの全社員と関わったり、社員情報を抱える部署は、ストレスが結構かかります! 社員に情報を漏らすことも愚痴を言うのもなかなか出来ないので、そういう部署の方は、小出し小出しで発散していきましょう^^
で、もちろん私もBさんと関わったりしますが、こちらも毎日顔を合わせる方ではないので日常はよく分かりません。ただ、ちょこちょこ用事でうちの部署に来たり、フランクに会話してくれたので、全く嫌な感じはしていませんでした。例えば、会社への提出物が遅れそうな時は必ず事前に連絡してくれましたし、ありがとう・ごめんなさいは当たり前のように言ってくれます。コレ、言えない役職者も多いんですよね、たまーに逆ギレされたり💦

ある時、いつだったか、Bさんとすれ違った時か、私の部署のプロジェクトに関わった時だったか、表情が暗かったんです。「あれ?」と思ったのですが、当時はコロナが発生したばかりで、皆どうしたら良いか分からない・不安な時だったので、「あ~、疲れてるのかなぁ」と思っていました。
で、何回かそういう姿を見かけてから、会議室を掃除しようとした時にBさんが一人で会議室を消毒していたんです。Bさん達が使い終わった後だからだと思うんですが、テーブルや椅子を消毒していました。私は、次に役員が使うから綺麗になってるか不安でその会議室に行き、そこでBさんとバッタリ会ったのです(会議室使った後に掃除しない人が多いし、勝手に来客用のお茶を飲んで補充しない人が多かったので、本当にイライラしていましたwww)。

「あぁ、オチャさんかぁ」
やっぱり、Bさんの顔が暗い。声も覇気がないなぁ。
「失礼ながら、どうされましたか? 何か最近元気がないように見えて、ちょっと心配ですが、大丈夫ですか?」
思い切って聞いてみました。
少し間があったので、「あ、しまった、失礼だったか!」と思ったら、
「うん、そっか。俺そんな元気ねぇか。うん。声かけてくれてありがとう。誰にも言えないけど、実は、今、仕事辛いんだ・・・・・・」
と返ってきました。
その方が具体的にどんな辛さを抱えているかは分かりませんが、下記のような事を言っていました。

・上に言っても話を聞いてくれない
・コロナもあるし部下は不安。納期も分かる。ただ、部下は結構限界を迎えているのが多い。疲れる→不良発生→検品部門の残業過多→製造部門の残業過多、という悪循環
・当時、商品製造部門の大改革もしていたので、その締め切りもあるけれど、そっちにばかり上は目が行っていて、「今」を見てくれない

正直、私は「次長クラスでも、上(役員ですね)が話を聞かないと、動けないというか改革出来ないものなのか」と、驚きつつも次長クラスでも中間管理職なんだという思いを抱きました。勿論、会社によって裁量権は違いますが。
「本当に辛い。でも辛くても仕事休めない。休んだらどうしようって想いもある。でも、何か分からない(私には言えないことかも)けど、もう限界なんだ」
と、ぽつりぽつりと言っていました。本当に辛い気持ちが伝わってきました。
心理を勉強したばかりの私は、とにかく傾聴するしかないと思い、話せる限り聞きました。
「ダメだな、俺」みたいに言っていたので、
「ダメじゃないですよ。それに、総理大臣もどこかの社長も、急に辞めたりしても回っているじゃないですか。だから、辞めても大丈夫だし、休めるならちょっと休んでも大丈夫ですよ。だって他にも会社の社員はいますし、幸いうちの会社は役員がいますからw! 役員の責任でもあるんですよ。一番大事なのは、やっぱり自分です。自分が壊れたら、復活するのに時間もかかりますし、しんどいと思います。ダメじゃないですよ」
という様に伝えました。言葉のチョイスが良いか悪いかは分かりませんが、Bさんはちょっと笑って
「そうだな! 急に辞めても日本も会社も潰れてないもんな! ありがとう、ちょっと楽になったわ^w^」
と言って部屋から出ました。

その後の話ですが、私が退職する時に来てくれて
「あの時、オチャさんが声かけてくれたから、本当に嬉しかったし乗り切れた。ありがとう!」
って言ってくれたのは本当に嬉しかったです。
たった声かけ一つで、おせっかい一つで、何かが変わったみたいでした。


・・・恐らく、Bさんも適応障害のような状態になっていたんだと思います。ギリギリの所を踏ん張って、責任感を持ってやっていたんだと思います。
でも、別にいなくても大丈夫(悪い意味じゃなくてね^^)って思うと、少しは楽になるんだと思います。
AさんもBさんも、誰もそうですが、辛い状況にいても、皆さんの価値や個性は変わりません! 皆さんそれでパーフェクトです✨
たまたま、新しい環境の変化や自分の気持ちと違う部分で齟齬が出て、アレルギーを起こしただけなんです!!!
例えば、今まで5人で100%の仕事をしていたものを、4人で100%の仕事にしてくれ、と言われたら、環境や人間関係、仕事内容、時間配分などが変わりますよね?
監理者といてそう言わなければいけない状況だったとしても「いや、今でさえ5人で100%なんだから、4人になったら負荷が増えるじゃん。かと言って、改善がある訳ではないから辛い」ってなったら、気持ちの齟齬が生まれます。積もるとアレルギーが蓄積されて適応障害のようにメンタルに影響が出るのです。
当たり前の反応なんですよね。それが人によってアレルギーの許容量が違うだけなんです。

長くなりましたw💦
もし悩まれているのでしたら、無理だけはなさらないで下さい。
諸事情で会社を長期休職出来ないのでしたら、週に1日、休むのもアリだと思います。ちなみに有休の理由を根掘り葉掘り聞くのはNGです、社員の権利ですので。
「無責任だと思われるかな」
場所によっては、そうかもしれません。でも、皆さんの人生や心身の責任は、誰も取りません。自分でしか取れません。メンタル面で労災を勝ち取るのは難しいです。
私も大事な時期に退職をした事がありましたが、体重が40キロを下回りそうになっていたり、職場で突然涙が流れてきたこともあったので、無責任と言われながらも辞めました。迷惑おかけしてすみませんとは思いましたが、後悔はしていません。私が壊れても会社は何もしてくれませんからね^^
それでも生きてます✨
生きていれば良いんですよ、美味しい物食べられるかもしれませんしw🍖

また、こういった重めのお話もしたいと思います。
もしよろしければ、私のお話のサービスも受けてみて下さい。
とにかく肯定してほしい、という要望でも何でも良いですよ^^

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す