経理と不正➀

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ビジネス・マーケティング
経理というダイレクトに現金に関わる仕事を、どこの馬の骨か分からない人に任せることはどんな経営者様でも抵抗があると思います。でも自分で管理するのは煩わしさを感じることもあると思います。どの会社様でもある程度信用できる役職を与えられた社員が管理していることが多いと思います。
しかし、結局は他人のお金を管理する他人であり、その他人は他人のお金を管理する仕事をされているということで、どこまでいっても他人です。
すごく信用してた人にも裏切られたとか、あんな真面目な人が横領してたとかそういった事態に直面した経験があるという方は意外と多いのではないでしょうか。
ニュースでみかけることもありますが、その特徴は不正金額が大きいということです。
不正だけど1万円とか10万円を持って行っても多分バレない状況があったとしても経理のプロなら絶対にパクりません。そんな少額で仕事を失うリスクを将来に渡って負いたくないからです。

もし仮に1億円なら???

さすがに億単位を盗まれて誰も気づかない会社はどうかしてます。
世界中を賑わせたメジャー大活躍の大谷選手の側近的な方のような大金を自由に動かすことができて、すべてその人自身のみに託されていた場合のようなパターンもあるかもしれませんが。

基本的に、最低でも週ごとに現預金残高と帳簿残高が一致しているのかの確認は複数人でやるべきだと思いますね。会社であれば社長や専務取締役、常務取締役などが、店舗であればそれに値する社員と経理が目視確認をする。
そして大きなお金はさっさと銀行に預けてしまい、触らせない管理体制はしいておくべきかなと思います。基本的に人間は楽な方に流れてしまうので一定のルールを作って不正を行わせないことも重要だと思います。
現金はもちろん、預金も今はインターネットバンキングも主流になっているので盗難や不正送金のリスクがありますので、現金も預金も小口と大口で分けて複数人で管理されることをお勧めいたします。そしてどの従業員でも触れる現預金は最低限にしておくことです。

多分、この話は長くなりそうなので今回はここまでにしておきます。

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