Amazon Kindle電子書籍の出版

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ビジネス・マーケティング
Amazon Kindleの電子書籍出版は、地味に手間がかかるけれどそれほど売上にはつながらないもので、Kindleで売れる形式のファイルにするのであればPDFでデータをまとめて、ココナラや他のクラウドソーシングで配布するか、普通に自分のブログで書いて配信していったほうが良いです。

絵本、小説、ノウハウなどKindleで配信数があまりない分野・ジャンルを出したとしてもそれほどアクセスは集まらない上に、一般人の書いた書籍のようなものではどれだけ画像が多くても、挿絵がいっぱいでも内容が濃厚でも売れるようになるまでに数ヶ月、数年かかると考えてよくて、ネットでの収益化には役に立ちません。

収益になるポイントがとんでもなく遅いので、Kindleで電子書籍を出すくらいなら自身のブログやWordPressサイトで記事を書いて公開した方が効率的です。同じ内容を書いたAdsense広告付きの記事とKindleだったら前者のほうが価値があります。Kindleユーザーは多いように見えてそれほどアクティブ率はなく、よほどのことがないと一般人の書いた書籍には行き着かないので、この電子書籍で努力するくらいならば別のジャンルやプラットフォームで頑張ったほうが成果につながります。

パソコンで電子書籍を作る場合はKindle Viewerを使って見た目を工夫したり、サムネイル画像を用意したり、細かな情報入力が必要で手間になることが多く、出版後も宣伝をし続けないといけなかったり、TwitterやInstagramでのSNS展開をしてようやく少し買い手が付く程度です。

PDF形式の書類があればそのまま使えますが、それがあったとしてもアクティブ数が低いので読まれる確率は低く、ウェブ検索数に対してKindleでわざわざ文字を読む人は圧倒的に少ないので手間とコストをかけるだけの対価は得られません。(実体験)

マンガはそこそこ読まれる

元々マンガや小説を書いていて、データを持っている場合にはそのままデータを反映させれば電子書籍としての幅の広い展開ができますが、ユーザー数の割にKindleで読んでくれる人はあんまりいないです。

マンガはそこそこ読まれはしますが、そもそもKindle Unlimitedに登録していて、電子書籍が好きな人が少なく、一般ユーザーはユーネクストやHulu、TwitterやYouTubeなどのプラットフォームで時間を潰すのでお金をわざわざかけてしょうもない文書である可能性があるKindleの個人出版の電子書籍を読むかと言えば読まないです。

知名度は低くとも娯楽性が高いマンガや絵本のようなものであれば一定のアクティブ率に働きかけできますが、伸び始めるまで時間がかかるので取り組むだけムダというか、伸びたとしても限界のあるものなので努力する意味がないです。

電子書籍での収益化を考えている場合、ブログやnote、pixivFANBOXのようなもので有料ブログとして展開したほうがマシです。文字媒体であれば良いので、必ずしもKindleである必要はありません。時間をムダにしないようにしてください。
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