動画編集の代行も仕事にできる。が…

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ビジネス・マーケティング
動画編集は長時間の作業と細かな調整が必要ですが、誰にでもできるカット編集やトランジション設定などそれほどセンスも必要ない簡単なルーチンワークも多いです。

Davinci ResolveやClipchampなど無料でも十分必要な機能が揃っている動画編集ソフトもあり、使い勝手も良くすぐに覚えられるものですが、その分、パソコンの処理力と作業量が必要です。

特に仕事にする場合には、時間のある大学生や専業にできるフリーランスに仕事をとられてしまってクラウドソーシングで動画編集の仕事を受けるのは難しく、単価もとんでもなく安いので稼げるレベルではないです。

動画1つ1GB程度でカット編集を3回挟む程度のものでも100円とか50円とかで、必要なスペックや扱うデータ容量にしては1件あたりの報酬が低すぎて、かつ、並行作業ができないため赤字になります。

動画編集を代行できるスキルがあるなら、自分で動画を作りましょう。動画を撮って編集し、自分のYouTubeを伸ばしたほうが良いです。時間は1年、2年程度はかかりますが、ゲームでもノウハウでも分野特化でも何でも良いのでできることを片っ端からやっていけばYouTubeでチャンネル登録1000人は到達できるレベルです。

ゆっくり実況やボイスボックス実況のようなものを代行として受ける場合にはライセンスの問題や編集の好みなどもあって案外手が出しにくい所です。すでにある動画の切り抜きをする場合でも飽和していて伸びにくく、一度視聴する時間が必要なので時給換算するとそれほど稼ぎになるものではありません。

だったら、動画編集スキルは自分のために使用して、他のことで収益化を目指した方がマシです。

動画編集そのものを仕事として受けるよりは、動画編集に使える素材やノウハウ、解説系の動画を無料配信、有料配信したほうがマシかと思います。動画編集ができる人の作る素材は、実態を知らない素材屋のものよりはかなり使い勝手が良いはずなので、経験とスキルを安売りせずに活用してください。
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