希少なスキルだが飽和気味

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ビジネス・マーケティング
まずサムネイル画像を必要とする人が少ないため、依頼者が人気のある動画配信者や生放送の主になります。個人の配信者は自分で用意しちゃいますし、個人で用意できるので依頼しません。

中級配信者はお金はないので依頼できず、自分で作るか、効率化して自給しています。または、かなり安く依頼して作成させているくらいで、サムネイル画像作成代行が稼げる感じにはなりません。

上級者の場合は、マネージャーや担当者がいるので外部に依頼する必要がありません。

サムネイル画像は最も大勢の視聴者を「釣れる」ものとされ、大手のVTuber事務所、YouTuber事務所では過激なサムネイルや「釣る」ことを目的としたサムネイルを積極的に作っているレベルで、ものによっては違法で悪質、違法でなくても目立てば良い精神なので美しいものではありません。それでも、視聴者を釣れるものならば文字をデカデカと書いたダサい感じのサムネイルに十分需要があり、この手のノウハウもツールもあるので代行できる要素がありません。

また、代行に任せて著作権に問題があったり、権利関係に問題があったりすると依頼したお金もムダになります。よほど良いサムネイル画像を作る人で、信頼がある人でないと任せられないのが実態です。

Canvaで量産できてしまう

サムネイル画像やおしゃれなアイキャッチ画像はCanvaの無料版でもProでも作れてしまうので、スマホでもパソコンでも作成はカンタンです。

サムネイルの作成代行は一部需要はあり、できて当たり前のスキルではありますが、単体で依頼を受けられるほどではなく、動画編集や動画作成の仕事のついでに必要になるかもしれないものです。

大きな個人YouTuberなんかがイラストレーターさんにサムネイルを3000円とか5000円とかで依頼するケースはありますが、かなり稀です。だったらそういう配信者にも使ってもらえるようなサムネイル用素材を提供して名前を売ったり、有料素材の売上につなげたりしたほうが良いでしょう。
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