「学年だよりに書いたのに…」「これって手紙出したよね?」

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「学年だよりに書いたのに…」「これって手紙出したよね?」
職員室でよく耳にしました。みなさんの学校でも「学級だより」「学年だより」「学校だより」を発行されていることでしょう。
書いたはずのこと、読んでいてほしいことが伝わっていない。そんなことが多いのではないでしょうか?

「見出し」しか読まれない?

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上:実際の放映画面※1      下:「おたより」に良く見られる見出し

 上の図は、朝のニュース番組の画面です。上がその日に実際に放送された画面。下は学校や教育委員会からの文書に良く見られる言葉に変更してあります。上は見出しを読んだだけで、「何を」伝えるのかがわかるよう、文章や言葉が工夫されているのがわかります。

読むか読まないかは一瞬できまる

広告の父といわれる「D・オグルヴィ」(1911~1999英)によれば「見出しを読む人は、内容を読む人の5倍である」そうです。言い換えれば、「見出し」で、読むか読まないかが一瞬で判断されているということです。

広告とは違って、学校からの「おたより」ですから、保護者のみなさんにはそのまま当てはまらないかもしれません。けれども、確実に伝えたいのなら「読んでもらえる」努力や「わかりやすくする」工夫が必要だと考えています。

見出しをちょっと工夫して「伝わるおたより」にアップデート!
「学年だよりに書いたのに…」「これって手紙出したよね?」もう終わりにしましょう。


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