赤ちゃんに日焼け止めって必要?

記事
コラム
ご覧いただきありがとうございます!
助産師まるこです♪

紫外線が気になる季節になってきましたね~!
そこで今日は赤ちゃんの紫外線対策について
少し書いてみたいと思います。


結論から言うと
赤ちゃんの日焼け止めは塗りすぎ注意!
だと思っています。


なぜなら、日焼け止めを塗りすぎることで
赤ちゃんの成長に欠かせない
「ビタミンD」が足りなくなってしまう
かもしれないからです。


赤ちゃんの成長に欠かせないビタミンD。
カルシウムの吸収を助け丈夫な骨を保ちます


ビタミンDが足りなくなると
カルシウムの吸収が十分にできずに
骨が弱くなっていきます。


こどもの場合
「くる病」という骨格異常を引き起こすことにもつながります。


ビタミンDの源は食事だけでなく日光を浴びることです。


あまりにも紫外線を気にして
全身にせっせと日焼け止めを塗っていると
ビタミンDの生成の妨げになってしまうかもしれません。


以前働いていた病院で
日光浴びることって大事なんだな~!!!
となった出来事がありました。


当時生後4か月だったお子さんの足が
曲がっていることを気にしたお母さんが
小児科を受診したところ「くる病」と診断されました。


医療者が「くる病」と聞くと
真っ先に「ビタミンD不足」だと理解します。


お母さんに話を聞いてみると
なるほど、家からほとんど出ていないと。
(もちろんお母さんも、お子さんも)


コロナ渦、緊急事態宣言で外出できず
こどもと外にお散歩に行くこともはばかられた時期です。


極端に日光を浴びていなかったことで
ビタミンD不足になったのかな。


お母さんもビタミンDが不足していたために
母乳に含まれるビタミンDも少なく、
赤ちゃんに十分なビタミンDが行き渡らなかったのかな。

など色々自分なりにアセスメントしてみたり。


もちろん
それだけが原因ではないと思いますが


私はこの出来事で
「日光を浴びること」って大事なんだな~
と気づかされました。


なのでお母さんたちには
お子さんの日焼け止めは塗りすぎ注意!

授乳中のお母さんには
少しでも意識して日光を浴びること
(手のひらだけかざすのも全然ありです!)
をおすすめするようになりました。


何事もそうですが
やりすぎ(塗りすぎ)注意ってことですね(^^♪


何が何でも紫外線はダメ!
頭の先から足の先までUVカット!!
ではなく

これくらい浴びてもでいいか♪
くらいの気持ちで
日光を適度に浴びましょうね~♪




サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す